概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』で、世界を舞台にした試練「課題(クエスト)」を達成した際に得られる対価。殆どは何らかの情報開示を受けられる。
作中では、指定期日に今次の「課題(クエスト)」へ参加していた否定者(ひていしゃ:世界の理を否定する業の器になった者)が「円卓」の全席へ座し、卓上に在る「黙示録(アポカリプス)」から獲得できる。
つまり「円卓」と「黙示録(アポカリプス)」の2つ1組で得られる褒美(イベント)
「課題(クエスト)」の成功(サクセス)
世界を舞台にした試練「課題(クエスト)」を成功(サクセス)させ、課題発表時に提示されていた「報酬」を取得できる。
確認できる範囲では―
1.の「報酬」は特に有益で、単純に戦力増強を望める。
提示された名称から古代遺物(アーティファクト)の機能や否定者の能力を推理したり、予め存在だけは確認していた古代遺物(アーティファクト)ならば、その超技術(オーバーテクノロジー)は是が非でも入手したい物。
なお、この1.は所在地が明らかになるだけ。現地へ行く移動方法、もし海底など秘境へある物を回収できる手段の保有など、事前に物理的な用意・設備を有している前提が必須のため、自ずと高い組織力や同等の超能力が必要になる。
UMA(ユーマ)の所在地は、いずれ「課題(クエスト)」で対峙するかもしれない事態に備える一手へ繋げれる。「課題(クエスト)」は内容の発表だけで、目標物が何処にいて、その攻略法や注意事項は全て参加者が解明していかなければならない。故に「報酬」で得たUMA(ユーマ)の所在地から、対象者の確認・追跡、他の仲間から弱点などの情報収集を行う手掛かりとなる。
2.の「報酬」は良し悪しの判断が難しい。
いわば「理(ルール)へ縛られる者たちが自発的に理(ルール)を改変する」ような行為。「黙示録(アポカリプス)」が明言した「理(ルール)」の改変内容や追加UMA(ユーマ)の名称から、具体的な変更点を推理・検証する必要性がある。この変わる選択において「何が」良し悪しかを区別、そして現実改変した世界へ適応する術(すべ)を見出さなければならない。
また、類似事項「罰(ペナルティ)」と比べて間接的な被害があったり、場合によるが有益な事柄を発生させる等、現状を二転三転の事態へ成るか否かを秘めた不確定要素でもある。
3.の「報酬」は稀にある対価と思われる。
単純に「課題(クエスト)」への〈参加者=主戦力〉を増やせる。
なお、席の追加は「黙示録(アポカリプス)」が宣言した直後に「円卓」へ不可思議に生えてくる。
まるで「円卓」に超常の仕組みが備わっているかのようだが・・・?
別の見方をすると、1.と2.の「報酬」は実際の検証を必要とする事態でもあり、疑似的もしくは追加の「課題(クエスト)」とも受け取れる。
備考
「報酬」は関連事項「課題(クエスト)」と併せて作品媒体の興業展開へ引用しやすい事柄。
公式から提示された「課題(クエスト)」の「報酬」でアニメ化決定の発表をする形式が実施された。因みに、作中の登場人物やUMA(ユーマ)へ関する「課題(クエスト)」であった。
実際に創作題材も同様で、類似事項「理(ルール)」みたいに何らかの物語展開を創造するも一興だろう。
関連項目
世界(アンデラ) 理(ルール) 否定者 UMA(アンデラ) 古代遺物(アンデラ)
【課題(クエスト)】
【罰(ペナルティ)】 【報酬】