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変若の御子

おちのみこ

フロム・ソフトウェア開発のアクションゲーム『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の登場人物。
目次 [非表示]

お米は大事と、存じます

解説編集

CV.清水理沙

葦名の国、「金剛山 仙峯寺」の僧侶たちが人工的に竜胤の御子を生み出そうとした末に生まれた「変若の御子たち」の最後の生き残り。

変若の御子は彼女以外にも多数いたが、まともに成長し、生き残ったのは彼女だけだった。

今は、奥の院に一人で閉じこもっている。

好物は

後述する超能力の為、一部のプレイヤーからは「お米ちゃん」の愛称でも呼ばれる(「おヨネ」ではない)。


偽りの竜胤編集

かつて西から日本(ひのもと)にやって来た神なる竜の影響により、開祖・仙峯上人は不死の力を持つ「蟲憑き」となった(巨大なムカデが体内に寄生している)。

以来、仙峯寺の僧侶たちは閉ざされた寺の中で、怪しげな不死の研究を繰り返している。

変若の御子はその研究成果の一つだったが、「あるべきでないものが、あるべきでない場所にある」ことが歪みを生み、自分たちのような存在まで生み出されてしまったことに疑問を感じていた。


不死斬り編集

Immortal Blade


は竜胤の御子・九郎の命により、不死断ちの一環を担う不死斬りを求め仙峯寺にやってきた。不死斬りは不死断ちを良しとしない仙峯上人により隠されていたが、現在は変若の御子が隠居する奥の院に保管されている。

幻廊の試練を突破した狼に不死斬りを渡すが、抜けない(=抜けば死ぬ)刀により多くの人間が息絶えるのを目の当たりにしており、案の定一度死亡した狼に対し「なぜ皆、死を厭わぬのですか…」と哀れみの言葉をかけ、手を合わせる。


しかし狼はすぐさま復活、驚愕した変若の御子は、彼が竜胤の呪いを受けていることを知る。

竜胤に否定的な彼女は、竜胤の御子・九郎も竜胤を疎んでいることを知り、狼たちが目指す不死断ちに協力してくれることとなった。


以降は後述のお米イベント等を通じて、狼たちとの親交を深めていく。

イベントを進めると、不死断ちが狼か九郎いずれかの死によってしか達成されないことを薄々悟り、魂となった「変若の御子たち」にその事を憂えている姿も見られる。


竜の帰郷編集

シナリオを進めると、仙峯寺の僧侶の一人が遺した「永旅経・蟲賜りの章」を入手出来る(場合によっては、本人から直接受け取ることも可能)。

この経典を変若の御子に渡すことで、不死断ちとは異なる道、竜胤をあるべき場所に返す「竜の帰郷」への道が拓かれる。


SEKIRO


その方法は、変若の御子が葦名の各所に出現する「ぬしの白蛇」の心臓である「生の蛇柿」「乾き蛇柿」を食すことで「竜胤の揺り籠」となり、神なる竜の故郷である西の国へ向かい、竜胤を返すというもの。

揺り籠となった変若の御子の体は氷室のように冷たくなり、目から「氷涙」を生じる。氷涙と竜の涙を九郎に飲ませることで、その魂を変若の御子の体に宿らせることが出来るようになる。


全ての戦いが終わった後、九郎の魂を宿した変若の御子は、「竜の忍び」となった狼と共に西の国へと旅立つ(竜の帰郷エンド)。



お米編集

サクナヒメまんが参


これが変若の御子の能力なのか、手のひらからお米が出る

話しかけるとお米を持たせてくれる。このお米は使用すると一定時間なかなかの速さでHPが回復し続けるという強力なアイテムである。ただし、消費しないと次のお米を持たせてくれない。このシーンでの「お米は大事と、存じます」は本作でファン人気の高いセリフの一つとなった。

また、他のNPCに渡すことも出来る。九郎がおはぎを作ってくれるイベントにも繋がる重要なポイント。

さらに、上述の竜の帰郷イベントを進めた場合、更に回復力を増した「細雪」を出せるようになる。


余談編集

幻廊で戦うボス「屏風の猿達」を倒した後に入手できる「戦いの残滓・屏風の猿たち」によると

他の変若の御子達は亡魂となって、生死の狭間にある幻廊の中でたゆたっており、

屏風の絵に彼等が宿って動かしているのが「見る猿、聞く猿、言う猿、見え猿」だったと判明する。


関連タグ編集

SEKIRO 隻狼

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