概要
主人公・ミサキは自分が住んでいる街の住人たちが、ある日を境に少しずつ狂い始めていることに気付いた。ミサキは謎の悪魔・べへりんとともに狂い始めた原因を探るために狂気の世界を奔走するサイコ×マッドネス作品。
人の心の中に棲み付く様々な狂気を、背筋が凍りつくような恐怖を、時折ブラックユーモアも織り交ぜつつ描いた一話完結の短編ホラー集である。
単行本はアース・スター エンターテイメントより既刊13巻が出ている。
2021年7月2日からYouTubeアニメ化された。
主な登場人物
- 七尾ミサキ(ななお ミサキ)
本作の主人公にあたる女子校に通うJC。金髪かつ頭にツノがある。
当初中一であったが、進級して中二となる。自分の街の人間が徐々に狂っていることに気づいてしまい、自身にしか見えない悪魔のべへりんを頼ることになる。狂人ホイホイかつシリアルキラーホイホイ。
実は多重人格だった。
- みさき
七尾ミサキのもう一つの人格。
- べへりん(右にいるキャラクター)
当初ミサキにのみ見えると思われた三つ目の悪魔。河馬よりのベヒモスに似ていることからミサキが命名した。…ちなみに古代においてベヒモスは河馬を指すらしい。
当初は両親と姉を失ったミサキの家族代わりであったが、失踪する。
中学生
- ゴトちゃん / 後藤みちる(ごとう みちる)
ミサキの小学校以来の幼馴染にして親友の女子。ミサキの1年の時のクラスメイト。
姉からまた聞きした「ビクの生首」の怪談をミサキに話している矢先に、おめーの席ねぇから!と言わんばかりに頭上から落ちてきた机が頭に直撃した事で重傷を負い、入院する。
- 戸田せいら
進級して2年生になったのみさきのクラスメイト。クラスが違う1年の時からみさきと絡むことが少なくなかった。
穏やかそうに見えるがサイコパス。進級後はみさきや淀川とつるむことが増える。
- 淀川茶々
2年に進級したみさきのクラスメイト。自称観察者。
- 降羽奈夢(ふりば なむ)
みさきの学校の先輩。超心理学同好会に所属。
監禁令嬢かつ心理学的な人体実験マニア。…もっとも監禁対象に非があることも多い。
- 宇喜多ギザミ
みさきの後輩。
高校生
- 薮中かすみ
JK。昼間は大人しいキャラを演じ、夜間は金属バットや特殊警棒を持って徘徊しては相手の目を見て「死すべし」と認定した相手をハイテンションで襲撃、半殺しにする私刑が日課。セブンスと互角に渡り合える戦闘力の持ち主。
ミサキ同様に自分の町が狂っていることに気付いている。
「613」発言の被害者。
- セブンス / 水川文比呂(みかわ ふみひろ)
薮中とは別の高校に通う男子高校生。本業は「7」崇拝とシリアルキラー。愛好家。
数年前のバス放火事件で生還したことをきっかけに、「7」への異常なまでの執着を持ち、武器も「7」に似たマサカリ。世間では正体が知られていないが、「7」への執着が知られていることから「セブンス」と呼ばれている。
作中上位級の戦闘力の持ち主。
- 長岡三葉(ながおか みつは)
水川のクラスメイト。アサナシ編の主要人物。
ヴィクテムアート事件の主犯にして過激な宗教団体・アサナシの3代目教祖。
「613」発言の被害者。
大人
- 未道未先(みどう みさき)
「613」発言によりミサキのいる街を初めとした世の中を狂わせた元凶かつ元日本の総理大臣。50歳前後。
世間では死亡扱いされているが、実は措置入院となっていた生きた日本のタブー。狂人たちが教団を創るほどのカリスマ。
- みみみのおじさん(仮)
未道信者。
人気エピソード投票では初登場回が一位、人気キャラ投票では三位を獲得するほどの読者人気を見せる。
- 真中レオナ
未道信者。
ミサキの街のマスコット「バンサちゃん」の元中の人。狂人的意味合いで「子供好き」。
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