多脚歩行戦車ダロガ
たきゃくほこうせんしゃだろが
見た目はインベーダー側の円盤兵器に4本のレッグ(脚)と触覚4本を追加したような感じである。ゆっくりと歩いてこちらに向かってくるが、ある程度高い位置にいると低誘導ミサイルを発射してくるので、油断は禁物。メインとなる攻撃は4本の触角から放ってくる爆発レーザー攻撃(難易度によりレーザーの弾速が変化する)で、被弾時にプレイヤーをダウンさせる効果があるため、乱戦時はダウンから復帰した直後にまたレーザーを喰らってダウン…という悪循環に陥りやすい。
サブ攻撃は下部に装備されているバルカン砲からの銃弾発射(難易度により命中精度が変化)
で、ハード以降の難易度では鬼の如き強さを誇る難敵と化す。何故なら上述したように難易度を上げるごとに爆発レーザーとバルカン砲の精度と弾速が上昇していくのに加え、バルカン砲から放たれる銃弾はほんの一瞬ではあるものの被弾時にプレイヤーの動きを硬直させるからである。したがって高難易度でダロガに接近戦を挑むのは自殺行為に等しい。
なお、ゲーム後半のミッションではダロガの上位機種にあたるディロイが登場。歩幅の広さ故に距離を離しづらく、遠距離ではダウン効果のあるプラズマ弾を絶え間なく放ち、近距離ではプレイヤーを硬直させつつじわじわとダメージを与えるレーザーを照射。時折脚による刺突攻撃を繰り出してくる。
ダロガが初登場するMISSION8:戦機襲来ではプレイヤーよりもずっと低い位置にいるので、遠距離からミサイルを撃ちまくる戦法を使えば初心者でも比較的容易に高難易度でのクリアが可能となっている。
デジボク地球防衛軍では「ギガンティック・アンローダー・バルガ」の初陣でバルガで思いっきり吹っ飛ばせる(ダロガの撃墜確実で吹っ飛んでいく)。
全体的なフォルムは掃討三脚戦車(宇宙戦艦ヤマトシリーズ/暗黒星団帝国)や重機動メカのドグ・マック(伝説巨神イデオン)などに似ているが、トライポッド(H・G・ウェルズ「宇宙戦争」)の影響下にあって三脚歩行するこれらに対し、ダロガは四脚歩行する。