槍については→ 大千鳥十文字槍 を参照。
プロフィール
「語り、語られ、語り種……」
概要
2020年12月16日に公式Twitterにて実装が発表された刀剣男士。
同月17日~2021年1月14日開催のイベント『連隊戦』の御歳魂10万、20万、30万の報酬にて実装。
公式Twitterの紹介
十文字槍のひとつで、槍身から両側に出た鎌が千鳥形をした槍。
日本一の兵と称された真田左衛門佐信繁の愛槍を名乗り、赤き傷を誉として掲げる。
性能
容姿
白髪の眉が見えない短髪に金の切れ長な瞳を持つ。
全体的に寡黙な印象を与える。
戦装束は、赤と黒の迷彩で袖がなく、ファーが着いたつなぎを纏う。これは元主の真田幸村にちなんだと思われる。
内番では白と黒のアシンメトリーのトップスとジャージを着ており、インパクトは凄まじい。
刀紋は十文字槍の先端に見立てた千鳥を重ね合わせたもの。
キャラクター像
寡黙で真面目な性格。
普段は静かだが、戦場では、「日本一の兵」と言われた元主のように勇ましい一面を見せる。血気盛ん。
会心の一撃の「朱に染めよ!」は真田の赤と血の赤をかけたダブルミーニングだろう。
口癖のように、語るという単語がよく出てくるが、これは自身が伝承でしか語られていないからという考察もある。
(刀剣男士は物語が無いと顕現が出来ず、縛られているとも言える)
手入れボイス(重傷)では、「すぐに戻る!」と元主の忠誠心溢れる姿を連想させ、前述のもあってワーカホリックに近い。
声音には、どこか焦りを感じさせる。
後述で詳しく掘り下げるが、静形、巴形の回想は不穏なものを匂わせつつ、かつ彼自身も彼らと同じく集合体の刀剣男士であることを推測させるものとなっている。
しかし、その発言を聞くかぎり本人は自身が「『十文字槍』の集合体」とは気づいていない(自覚がない)様子も窺わせる。
中々に闇が深い子である。
人間関係
回想のネタバレあり
相変わらず、本人は槍に敵意を向けていた。
巴形と大千鳥の一連のやりとりを眺めて、「真田の槍ねえ……その逸話、せいぜい食われないようにするんだな」と意味深な言葉を溢す。
ただ、大千鳥は、語り種にして欲しければいつでも相手にしてやると気にしていない模様だが……。
「似たような奴がいる」と千鳥を見て口にする。
「お前も物語を持たぬようだな」という巴形の発言に対し、大千鳥は怒るかのように「日ノ本一の兵と誉れ高い真田左衛門佐信繁の愛槍と知ってのことか」と反論。必死さを窺わせる。
それに対して、「差分の少ない十文字槍であれば逸話の親和性が高くなる」と納得。巴形本人は真田幸村が薙刀の名手だからと敬意を示した。
大千鳥は「何をごちゃごちゃ」と疑問に思っている。
余談
久しぶりの刀以外の刀剣男士の出現、及び今まで存在しなかった武田信玄方の関係者実装にTwitterは盛り上がった。
そして2023年には、なんと声帯がご一緒の武田信玄公が聖杯の世界にやって来てしまった……。
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破壊ボイスのネタバレ注意
「あ、ぁあ………無い……何も、無いっ!」
自身の根幹である真田十勇士の『伝承』が不安定なのか、破壊された瞬間に絶望感を露にする。
彼にとっては『アイデンティティー』を失うのと同じである。
壊れた時に “千鳥” が集めた物語を失い、最悪の場合無くなるのを恐れているようだ。
尚、静形の発言の「食われないように」は遡行軍によって歴史が変わって『逸話』が無くならないようにのことだろう。