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実在する槍については→ 人間無骨 を参照。

Fate/GrandOrder』における森長可宝具については→人間無骨(Fate)を参照。


プロフィール編集

刀帳214番
種類
刀派兼定
刀工二代目兼定(之定)
吉野裕行
AKIRA

「此レは鬼武蔵の相棒、人間無骨。此処に骨身を得た」


概要編集

2022年12月12日に公式Twitterにて実装が発表された刀剣男士


公式Twitterの紹介編集

「之定」の異名を持つ、二代目兼定作の槍。

持ち主だった森長可は武蔵守を名乗り、鬼のように強かったことから鬼武蔵と呼ばれる。

長可の影響か文字を書くことも好むが、そこには之定の影響が立ちはだかり……?


性能編集


容姿編集

白鼠(しろねずみ)色と菫色が混じった髪を一つ結びにしている青年。菫色のツリ目が特徴。歯がギザ歯状になっている。

この髪型は元主が兄弟同士だった不動とも似ている。


戦装束は黒いノースリーブのインナーの上に薄墨(うすずみ)色の着物と袴を着用し、その上から紫紺(しこん)の紐で編まれた消炭(けしずみ)色の胴鎧を纏い、和泉守と同じく太い臙脂色の紐で腰に結わえ、肩には歌仙と同じく裏地が菫色の黒い外套を同色の紐で羽織っている。

むき出しになった左腕の篭手には、銘の人間無骨にちなみ人骨の模様がある。

内番服は白鼠色の着物に素鼠(すねずみ)色の袴。肘まである黒手袋に黒のショートブーツを履き、黒帯でたすき掛けにしている。

身長は槍としては珍しく小柄に見えるが、これは元主が小柄だったのが由来していると思われる(※正確な身長についてはまだ不明の為、立ち絵からの推測であることを注釈しておく)。

真剣必殺にて喉のあたりに赤い文字で「人間」と書かれているのを見ることができる。これは本体の表塩首付近に「人間」、裏塩首付近に「無骨」と文字が彫られているところからきていると考えられ、同様に刀剣男士である彼のうなじにも「無骨」という文字が入っている可能性が高い。

紋は、右向きの髑髏に森家の鶴の丸が片羽風に配置されており、翼が兼定共通の巴渦の様に見える。


キャラクター像編集

普段は落ち着いている……というよりも感情の起伏に乏しい。一人称が「此レ」、二人称が「其レ」と、ヒトよりもモノ寄りの認識を持っている様子。

また言葉の端々がカタカナになるなど、ぎこちなさを見せる。


元主を「相棒」と呼び、彼の影響からか茶器や書といった風流事に通暁している。

まめに記録をつけているが、これは元主が戦場においても常に書き物を携帯し、自ら報告書をしたためたという逸話に由来していると思われる。

しかしプロフィールにもある通り、「之定の影響」に悩まされている事が回想で判明。これは之定が悪筆である事に由来しており、奉納された写経や茎の銘を見ると下手く……もとい、大変個性的な文字である事が解る。

それでも折を見て文字の練習をしており、またそれすらも楽しんでいる風がうかがえる。


他方、戦場に出ると表情が一変する。

血なまぐさい逸話を多く伝える元主を彷彿とさせるぎらついた笑みを浮かべて大暴れし、傷を負おうとも全く意に介さない。

真剣必殺では会心の笑みを浮かべて咆哮し、台詞からは首だけを狙って攻撃している様子が見られる。中傷状態では自分がまた戦場で使われるようにという願いを込めて修復を要請しており、戦闘狂としての顔を見せる。

兼定の血は争えないのか……


同じ刀工を親とする歌仙兼定、異なる刀工である末の和泉守兼定との間に、回想が発生。

歌仙からは「同士」、和泉守からは「先輩」とされ、それぞれとの間に言葉を交わしている。


他のキャラクターとの関係編集

歌仙兼定和泉守兼定編集

回想が発生。同派の刀剣男士。

歌仙は同じ之定作の刀なので実質的には兄弟だが、刀種の違いからか「同士」と呼ぶ。

一方で和泉守は「先輩」と呼び、それを受けた無骨は「後輩」と呼ぶ。

岩融編集

「武蔵」つながりで回想が発生。

元主の苛烈な逸話(瀬田の関所破り)を「五条大橋と勧進帳」に見立て、「武蔵」の名を共に持つもの同士の縁が描かれた。

不動行光編集

回想が発生。元主が兄弟。

戦場で二振きりの状況で声をかけるも、当初は拒絶。無骨は「独り言」として、天正10年の初夏の悲劇について語る。

母が蘭丸、坊丸、力丸から手紙をもらった僅か10日後、その悲報は届く。我が子らが主君と共に死んだと知らされた母と、越後から命からがら帰還した元主は深く嘆き悲しんだ事、せめてもう一度顔を見たかったと願った事。

それを含めて不動に「お前に、会いたかった」と静かに告げる無骨に、不動は自らをダメ刀と呼びながらも「これを受け取れなかったらきっと、もっとダメに……なっちまうよな、蘭丸」と慟哭した。

愛染国俊編集

元主が兄弟。残された末弟の忠政が森家を継いでおり、徳川の世を生きた(先兄と長可は戦死、蘭丸ら三人の兄は上述の通り本能寺の変で死亡した為)。忠政が愛染国俊を所有するのは兄弟と死別したかなり後の為か、回想などはなし。

織田組編集

主君と家臣つながり。回想などはなし。


余談編集

チラ見せの段階で、特徴的なインナーから『兼定』である事は早々と特定。特定班が紋や衣装で考察するまでもなかった。

これにより、Twitterでは「ドスケベインナー」がトレンド入り。えっちな事を期待してしまったTwitter民からの悲憤と爆笑の声が多数上がった。

一方でその髪色から骨喰と同じく、骨に関する逸話を持っているのではないかとも推察。他に候補として「鳴神兼定」「九字兼定」「篠ノ雪」などの名が上がっていた。


人間無骨くんと森くん

聖杯ゲーム元主の宝具である事から、「名前だけは知っている」と言うマスター兼業の審神者も多い。特に戦闘面における表情や言動には類似点が多々ある。

更に中の人の吉野裕行以蔵さんを担当しており、SNSでは「森くんの槍から以蔵さんの声がする」「森くんが『俺の槍から以蔵の声がするんだけど』と大爆笑」等のつぶやきが見られ、「森くんの槍」「以蔵さん」といったFGO関連のワードまでもがトレンド入りする珍事が起きた。

また、同ゲームで歌仙兼定役の石川界人はじめちゃん、和泉守兼定役の木村良平シャルルマーニュでもある為、「並ばせたら森くんが混乱を極めそう」といった声もみられた。


ちなみに吉野氏は信長協奏曲のアニメで森長可を演じたことがあり、自身のTwitterで言及している。


デザインを担当されたAKIRA氏が公式Twitterの人間無骨の実装発表の52分後に「ポピンチュ」なるつぶやきをされた影響を受け、一部ではポピンチュと呼ばれている。

が、AKIRA氏より件のつぶやきへの言及は無いので注意されたし。


関連タグ編集

刀剣乱舞 刀剣男士 槍男士

兼定組 織田組 森兄弟組

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