大川宏洋
おおかわひろし
1989年〈平成元年〉2月24日生まれ。
父は幸福の科学の総裁・大川隆法であり、5人兄妹の長男として生まれた。
青山学院大学卒業。
学生時代から、幸福の科学関連の映画の制作に携わりつつ、バンドや俳優業など芸能活動を行っていた。
2012年に幸福の科学の教団職員となり、2013年からは一旦教団を離れて清水建設に入社。2015年に退社してからは再び教団に戻り、幸福の科学系列の芸能事務所ニュースタープロモーションにてタレント活動の傍ら代表取締役社長を務めていたが、2017年11月に解任となっている。
2018年に入ってからは教団と距離を置くようになり、7月以降は「宏洋(ひろし)」の名義でYouTuberとして活動を始める。10月に自身のYouTubeチャンネルで教団および父の大川隆法との完全決別を宣言し、大きな話題を呼んだ。
YouTubeチャンネルでは幸福の科学や父への批判や「煽り」を繰り返しており、教団と裁判になるなど敵対している。
現在は自身の個人事務所「宏洋企画室株式会社」に所属し、東京都赤坂でイベントバー「三代目」を経営する傍ら、「夜神 ヒロシ(やがみ ヒロシ)」の源氏名で歌舞伎町ホストクラブ「CANDY」のホストとして活動するほか、映画監督、脚本家、俳優としても活動している。
幸福の科学や大川隆法に対する信仰心は一切ないと公言、信者に対する高額な「植福」(いわゆるお布施)の要求など拝金的な教団の思想についても否定的な見解を示している。
私生活では2012年に、大学時代のサークルの後輩(教団とは無関係)であった女性と結婚、2015年に離婚している。いわゆるできちゃった婚であると発言しており、元妻と息子に対しては現在も養育費の支払いを続けている。
離婚時の条件に「離婚理由を他言しないこと」というものがあり、離婚理由は伏せている。
宏洋本人は、実母から虐待まがいの厳しい教育を受けていたことや高校時代に付き合っていた女性の影響で「自分を殴ってくるような女の子しか好きになれない」、元妻に対しては「ちょっとヤバい」人物だと言及した上で、離婚にはどちらかの不貞が関係していることを仄めかしている。
2019年2月、週刊文春(2019年2月28日号)の取材で、過去に父の大川隆法から清水富美加(現:千眼美子)との結婚を迫られたがそれを断ったと主張している。
これを巡って幸福の科学から文春ともども名誉基本を理由に損害賠償を求める訴訟を起こされ、結果として東京地裁より330万円の支払いを命じられている。
新興宗教の関係者やいわゆる宗教二世と交流を持っている。