概要
1925年(大正14年)6月6日、新潟県上越市生まれ。
元々、電話局で勤務していたが、戦後のある日、帝国劇場で研究生募集のチラシを見たのがきっかけで、舞台役者としての道を進む。しかし、「おまえの声は壊れたハーモニカのようだから、演劇には向かないと思う。」と評されたことがあった。1952年以降からは民藝に所属する劇団員の俳優として、数々の映画と舞台で大活躍した。
金鳥のCMで、自分から質問しておいて息子と思わしき男性(演:岸部一徳)が答えたら「お前の話は、つまらん!」と言い出す面倒くさい老人を演じた場面が話題となった。
2011年、文化功労者に選ばれた。
2012年(平成24年)10月2日、東京都内で死去。87歳没。