天駆ける竜が如く(あまかけるりゅうがごとく)
- ランク:EX
- 種別:対軍宝具
- レンジ:2〜50
- 最大捕捉:500人
「我はまつろわぬ神。高千穂の大蛇……」
「天逆鉾に忌われし国津の大蛇、我為す事は我のみぞ知る……『天翔ける竜が如く(あまかけるりゅうがごとく)』!!」
「はあああああぁぁぁぁーーーッ!!」
龍馬の傍らに付き従う黒髪の美女「お竜」その人で真名開放によって巨大な竜に変貌する。
人の姿でもアサシンの斬撃を素手で受け止める、アーチャーの射撃をものともしない上に地面をただの一撃で砕くなど、その力はサーヴァントに匹敵する。
さらに真名開放によって真の姿である巨大な竜に変貌するとサーヴァントであろうともアーチャーが所持する「天下布武」のような対抗手段を持っていない限り容易には太刀打ち出来ない程の脅威となる。
しかし発動後に世界に対する不完全さから「お竜」自身が消滅する為一度の現界につき一回しか発動できないと言うかなりのデメリットがある。
一方「FGO」のように活動する世界の方が不安定となっている場合はそれらの制約を消耗程度にしか受けない事があるようでインターバルを挟んでの再発動も可能となっている。
また竜の性として持つ「暴走」スキルにより、顎下の逆鱗を攻撃されるとバーサーカーの如き怒り狂い咆哮を上げながら攻撃した者を殲滅する事しか考えられない暴走状態に陥ってしまう(劇中ではアーチャーの苦し紛れの攻撃が偶然当たった事で彼女をボコボコに叩きのめすも冷静さを失った隙を付かれ重症を負ってしまった)
ランクがEXなのも「強さではなく判断不能」という意味で付けられたもの。またお竜の正体は竜に近くはあるものの厳密には竜よりは大蛇の妖怪に近い存在。
台詞の中の「我為す事は…」のくだりは龍馬が生前に詠んだ歌が元ネタとなっている。
龍馬自身と竜には名前以外には直接の関連は無いが「九州旅行した際に現地にあった天沼矛(天逆鉾)を引っこ抜いた」という逸話があるので、それによって"竜を解き放つ"という解釈と思われる。