好感度異変
こうかんどいへん
動き出す鼓動
少女達のお泊り実況とは?
YouTubeにて配信されているゲーム実況者の雨水(現あまみん)氏が投稿する、東方MMDドラマとゲーム実況を掛け合わせたシリーズである。
詳しくは当該項目にて・・・。
以下、ネタバレを含むので未視聴の方は閲覧注意
いつも通りお泊まり会でロックマン2をプレイしていた霊夢と魔理沙と妖夢。
それをスキマから微笑ましく見守りつつ、幻想郷の見回りを行っていた紫だったが、その頃、ある吸血鬼が異変を起こしていた…。
異変を起こしたのは紅魔館当主、レミリア・スカーレット。
それを察知した八雲家だったが、どうした訳か全く歯が立たずに敗れてしまう。
勝ち誇るレミリアによればこの異変は『好感度異変』。
パチュリーの魔法によって幻想郷の住民全体を人気順位(第15回人気投票)に合わせて弱体化させてしまったのだ。
元々紅魔館には5〜7位と高順位揃いのメンバーが揃っている為、幻想郷内でもトップクラスの勢力に上り詰めてしまったのである。
紫を拘束し、完全勝利を確信したレミリアと咲夜は本来の目的である月への襲撃のためのロケット完成まで前祝いとしてゲーム(ロックマン2)に興じていたが…。
※括弧書きが無い者は前回と同順位。
ご存知、楽園の素敵な巫女。世界1位。
ご存知、普通の魔法使い。世界2位。
ご存知、白玉楼の庭師。世界3位(前回4位)。
裏技に失敗してゲームをバグらせてしまい、霊夢と魔理沙の言いなりになる。
霊夢達と仲の良い無意識を操る程度の能力を持つ妖怪。世界4位(前回3位)。
神出鬼没で終盤にて思わぬ形で登場する。
幻想郷の賢者にして霊夢の保護者的存在。世界12位(前回13位)。
異変を起こしたレミリアを止めようと動くも、手も足も出ずに敗北。
他の勢力に救援を求められないように一時拘束されてしまう。
紫の式である九尾の狐。世界39位(前回37位)。
紫よりも早い段階で異変を察知するが早々に敗北してしまう。
描写が無い為、詳細は不明だが、台詞や状況から推測すると美鈴に倒された模様。
紅魔館当主の吸血鬼にして、この異変を引き起こした主犯。世界5位(前回7位)。
書籍版の原作『東方儚月抄』の復讐と称して、綿月姉妹を倒そうと企むが…
レミリア・スカーレットの妹。世界6位(前回6位)。
月を襲撃した際は能力を存分に振るって良いと許可されており、張り切っている。
レミリア・スカーレットの従者。世界7位(前回5位)。
好感度を測る機器を装着している。
順位調査は彼女が前回の順位からリサーチしたものである。
優秀なメイドだが、さりげなくレミリアのスカートの中を覗こうとしたり、格好付けてるレミリアに空気を読まない発言で台無しにするなど、変態ダメイドな面も目立つ。
紅魔館に居候する魔法使いで、この異変の実行犯。世界20位(前回21位)。
ロケット製作も彼女の担当である。
紅魔館の門番。世界22位。
パチュリーに使役される悪魔で図書館の司書的な存在。世界65位(前回64位)。
以下、本編のオチ及び根本的なネタバレとなるので閲覧要注意!
それでも良いよと言う方のみ下へ。
構いませんね?
Are you ready?
いよいよ月に向かうおうとしたレミリア達だったが、直前に招かれざる客として霊夢達(紅魔館の食料狙いだったが紫から異変のことを聞いた。)がレミリアたちの前に姿を現す。
順位を測った咲夜は…
「…お嬢様…お逃げ下さい…」
「え?」
「…魂魄妖夢…世界3位…霧雨魔理沙…世界2位…そして博麗霊夢…世界1位です…」
1、2、3と続いて自分たちより順位が高いと分かり、警告。
不意打ちでパチュリー達が攻撃するも霊夢の後ろにいた古明地こいしに攻撃を防がれ、レミリアは観念する。
しかし霊夢は、
「そう、いい判断ね。でもお仕置きをするのはアンタでは無いわ。私の狙いはこの異変を起こした元凶、つまりは…『黒幕』よ」
ここで異変を起こした真の黒幕の存在を明かす。
レミリアは実行犯のパチュリーが黒幕と思ったが、『私利私欲でこの異変をそそのかした人物』…十六夜咲夜こそ黒幕だった。
実は前回の人気投票順位で上だった彼女はあわよくばレミリアとフランを好きに出来ると目論み、異変を唆していたのである。
(しかし直前に順位が変動してしまい、計画は既に頓挫していた)
「さ〜〜て…それでは楽しい楽しいお仕置きタイムよ、さ☆く☆や☆ちゃん!」
「あ…あ…あ…ふぎぃああああああああ!」
こうして黒幕『十六夜咲夜』はお仕置きとして紅魔館の壁に逆さ吊りの刑に処されて、異変は解決。
第1期終了となった。
結果として霊夢達4人にボロ負けした紅魔館組だが、これより3年後に行われた第18回人気投票では、フランドールが見事1位の座を奪取している。
その為、もしもこの異変が2022年に発生していたら、