妖電
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ようでん
架空戦記「帝都閃光空戦録」に登場した架空の迎撃戦闘機。イラストでは赤く塗られているがこれは「赤いサムライ」と恐れられた主人公の搭乗機で、他の機体は一般的な塗装だった。
架空戦記の帝都閃光空戦録(著:大村芳弘)に登場した架空の迎撃戦闘機である。
イラストを見ていただきたいのだが、その形から何かを連想しないだろうか?
そう、これは特攻兵器の桜花を改造し、迎撃戦闘機にしたロケット戦闘機なのである。
しかも、武装は左右の主翼端に仕込んだ名刀村正であり、文字通り白銀の悪魔の首を刎ね、腹を裂き、翼を捥ぎ取り、と斬殺、もとい地獄に堕とすという凶悪仕様(誉め言葉)の代物である。
二振りの村正が桜花の1200kg対艦徹甲弾よりはるかに軽い事を利し、ロケットで高速飛行し、敵の編隊に切り込んでは一刀両断に討ち果たすその姿は、まさに妖刀、大空の侍というにふさわしい恐るべき活躍ぶりであった。
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