「がんばれ 新小さな巨人!」
概要
プロフィール
年齢 | 21歳 |
---|
烏野高校の卒業生。
本作の主人公日向翔陽の憧れの選手であり、バレーボールを始めたきっかけでもある『小さな巨人』その人である。
作中では長きに渡り(連載開始からおよそ7年)回想シーンでの登場やその通称が語られるのみであったが、2019年2月18日発売の週刊少年ジャンプ12号掲載の第338話にてついに本人が初登場。
現在は関東の学校に通う大学生になっており、日向と似たシルエットだった癖毛の短髪は長く伸びている。言明はされていないが、冴子との比較から体格は高校時代からあまり変化していない。
烏野高校が春高本戦を勝ち進んでいると知って会場を訪れ、明光や冴子ら同窓生と再会。
試合直前の日向・影山とも対面を果たした。
明光とは在学当時ポジションを争う間柄だったはずだが、再会した際には普通に会話しており、少なくとも現在にまで至るような確執は無いようである。
彼が出場する試合を直接目にした事がある月島も宇内の存在を認識しているが、過去の経緯もあり、複雑な感情を抱いている事が窺える。
なお、高校卒業後はバレーから離れており、普通の大学生活を送っている。このことにがっかりした読者も多かったと思われるが・・・、当の翔陽は全く失望していなかった。翔陽自身は星海光来という新しい目標を見つけていたということもある。大会終了後に冴子から「あんたがいなければ翔陽もいなかった(意訳)」と言われて嬉しそうにしていた。
更に言えば、「バレーを続けていれば偉い」「バレー辞めたからダメ」などという単純な話ではないのである。昼神や宮治の卒業後のようにバレー以外にも多数の道があるのであり、その中の一つとしてバレーがあるだけの話である。いわば『ハイキュー』はバレー漫画でありながらバレー絶対主義ではないのである。
大学卒業後は漫画家となって『ゾンビ剣士ゾビッシュ』という連載を持つまでになったが、打ち切りを食らう。なお担当編集は赤葦である。打ち切りを食らって凹んでいたが、日向たち後輩の姿を見て新作に向けてふたたび立ち上がった。