概要
自民党の派閥「清和政策研究会(清和会)」の会長が安倍晋太郎だった時期と、安倍晋三だった時期の通称。
安倍晋太郎派(1986-1991)
安倍晋太郎が福田赳夫の後継として1986年7月14日から率い、1991年6月まで続いた。
1991年5月15年の安倍晋太郎死去に伴い、その後は三塚派となった。
安倍晋三派(2021-2024)
11月9日に前身である細田派は臨時の幹部会を開催し、安倍晋三に新会長就任を要請することを決めて、11月11日に安倍信三が新会長に就任。第二の安倍派となった。
会長である安倍晋三の死(2022年7月8日)から13日後の21日に開かれた総会で、「安倍派」の名称を継続を決定。他の派閥と異なり、集団指導体制に移行した。
2023年にキックバックしたパーティー券の販売ノルマを超えた分の収入を、安倍派がパーティーの収入や議員側への支出として記載していなかったことが判明した裏金問題が発覚した。
この余波を受け、派閥に対する批判が集中。当時の岸田文雄首相は自身の派閥である宏池会(岸田派)を解散し、安倍派・茂木派・森山派・二階派もそれに連なって解散を選んだ。
安倍派四天王(安倍晋太郎派内の幹部)
- 加藤六月
- 塩川正十郎
- 三塚博
- 森喜朗
安倍派五人衆(安倍晋三亡き後の集団指導体制幹部)
- 世耕弘成
- 高木毅
- 西村康稔
- 萩生田光一
- 松野博一