概要
「宮臺眞司」とも表記。1959年3月3日生まれ。宮城県仙台市出身。
1980年東京大学文学部社会学科進学、1982年東京大学大学院社会学研究科入学、1984年、同大学院修士課程修了。
1990年、権力関係を数理的(数理社会学)に分析する論文『権力の予期理論』で社会学博士の学位を取得。1993年からブルセラ、援助交際、オウム真理教などを論じる。
2022年7月に発生した安倍晋三銃撃事件において、安倍元首相が殺害された事に対し「世直しとして機能した」と銃撃犯を賞賛し、暴力による革命を是とする発言が見られたが、4ヶ月後に東京都立大学で開いた講義の帰宅途中、何者かに刃物で襲撃される事件が発生した。
奇跡的に宮台は一命を取りとめたが、自身が声高に論じていた「暴力革命を是とする」論理がそっくりそのまま自身に返ってきたのは皮肉としか言いようがないだろう。
2024年2月、20歳の女子大生に対し不適切な行動を取ったとして、東京都公立大学法人から戒告の懲戒処分を受けた。