山体崩壊
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さんたいほうかい
火山体の一部が崩れ落ちる現象
島原大変肥後迷惑(1792年)
1792年、雲仙岳の前山(眉山)が大規模な山体崩壊を起こし、それによって発生した大津波が島原や肥後などを襲って甚大な被害をもたらした。この災害は「島原大変肥後迷惑」と呼ばれており、日本の火山災害史上最多となる1万5,000人もの犠牲者を出した。
磐梯山の噴火(1888年)
1888年、磐梯山が大噴火して山体崩壊が発生し、死者461人を出した。現在「裏磐梯」と呼ばれ景勝地となっている桧原湖や五色沼などは、この時に川が堰き止められて形成されたものである。
セントヘレンズ山の噴火(1980年)
1980年、アメリカ合衆国のカスケード山脈にあるセントヘレンズ山で、噴火に伴う大規模な山体崩壊が起こった。この火山災害により、57人が死亡・行方不明となった。
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