概要
演 - 三上ヘンリー大智
岬麻理央(みさきまりお)は、鈴蘭男子高校3年・ラオウ一派の頭である。HiGH&LOWとクローズの共演において鳳仙学園だけ出て鈴蘭だけ出ないのは不自然という声が上がっていたためか、鈴蘭も登場する運びになった。WORSTにおいては轟洋介から語られ、花岡楓士雄が目撃するだけで「ラオウ」という名前しか出なかったが、続編において遂にヴェールを脱ぐことになる。
劇中でも本名で呼ばれることはほぼ無く、一貫して「ラオウ」で呼ばれている。
ラオウというのは勿論渾名だが、どういった経緯で呼ばれているかは不明。
『WORST』では名前のみの登場だが、上田佐智雄が敗北した圧倒的猛者。現時点の鈴蘭で最強とされる男。
人物
厳つい外見だが義理堅く、その男気は佐智雄からも一目置かれている。自分からは喧嘩を売らないが、売られた喧嘩は負けたことが無いとのこと。初見の人は真っ先に拳王を想像していたらしいが、どちらかといえばケンシロウに近い性格である(ただし、あそこまでドSではない)。
生い立ち
そんな負け知らずで漢気溢れるラオウだが、生まれは悲惨の一言に尽きる。
親からは生まれて臍の緒が切られてすぐにポリ袋に入れられた状態で養護施設の前に捨てられるという悲惨な境遇であり、片親育ちの楓士雄たち以上にハードな生き方である。以後はその施設でそのまま暮らしているが、育ての親が良かったのか性格が歪むことは無く、子どもたちからも兄貴分として慕われており、周辺地域でも数々の伝説を残している。
演者
演じたのは俳優ではなく、LDH所属の格闘家である三上ヘンリー大智である。役が判明するまでは竹内涼真や眞栄田郷敦が候補に上がっていた(ちなみに両者ともL社関連の人物と共演している。