概要
日下部みさおの幼なじみで、みさおと柊かがみの中学時代からのクラスメイト。姉がいるのだが、今のところ設定上だけの存在である。
淡い橙色のロングヘアーが特徴で、前髪をカチューシャで上げている(そのため、おでこ属性を持っている)。場合によっては髪を下ろす場合もある。
胸ランクは「3.5」。しかし母性的なイメージからか、大きめに解釈される場合が多い。当初はかがみやみさおと同じ「中」だったが、高校卒業後のかがみに「ちょっと見ない間に、こう……」と指摘されている――変な勘繰り禁止。
おっとりとしているが、みさおを支えるしっかり者でもあり、ファンの間では二人の掛け合いを夫婦に例えることも多い。
そして、もちろんそれをネタにしてこんなことを考える紳士も大勢いる。
一方、かがみからは中学時代からのクラスメイトに関わらず、みさお同様すげなくされていたが、みさおと違いかがみにべたべたし過ぎずに適度な距離を置ける事から、関係は悪くはなく、泉こなたと柊つかさに対する高良みゆきのような、心のオアシス的ポジションになっている。
こなたたち同様、6巻の時点で卒業している。こなたやみさおとは違う大学に進んだが、地理的に近いのか、いまだに交流は続いている。
特技は料理で、劇中でも何度かふるまっている。その関係もあってつかさとも親密になり、長電話をお互いに切れずに夜更かししてしまうほど。
また、高校時代には茶道部に所属していた(天原ふゆきが(養護教諭なのに)顧問だったのだが、具体的な絡みは登場していない)。
また可愛い物好きで、リラッタヌのぬいぐるみを集めている。
絵に描いたような「いいお嫁さんになれそうな」娘。
そしてこのようなキャラのお約束で、怒ると静かではあるがこわ~い一面を見せる。
みさおの兄(しゅうちゃん)と付き合っている。
既婚者を除くと、作品中唯一、公式で彼氏の存在が明言されているキャラクター。
どのくらいの関係まで発展しているのかは不明。
……なのだが実は、みさおの兄は初恋の人ではない。
初恋はその妹で、幼稚園児だった時、その誰かさんはあやのをいじめようと近付いたのに、逆に庇護欲が働いたのか、いつしか仲良くなっていた――というのが真相。
誰かさんは見た目も名前も男の子みたいだったため、とあやのは言っていたが、やはりあんなことを考えていた紳士の皆さんの勘は悪くなかったようだ。
(あやの本人も含め、男の子にも使えそうな名前が登場人物に多いとかいうのは内緒)
「あやのは突っ込むと言うより、むしろ突っ込まれる方だよな!」と、みさおに言われていた。
もちろん、漫才的な意味なのだが、それを聴いたこなたは、無茶苦茶エロい事を想像してしまったようで、「(こんな)汚れた私を許して」と心の中で反省していた模様。
こなたから、かがみやみゆきのように妄想の対象にするのを躊躇されなくなるまでは、まだまだのようである。……永遠にまだまだでも構わないが。
また、初代声優はまさかのあのゴットゥーザ様である…
プロフィール
性別 | ♀ |
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出身地 | 埼玉県(北葛飾郡鷹宮町 / 鷲宮町) |
生年月日 | 11月4日 |
星座 | 蠍座 |
誕生石 | トルマリン |
誕生花 | ムラサキシキブ |
血液型 | AB型 |
所属 | 私立陵桜学園(2年D組→3年C組)→?大学 |
身長 | 160cm |
利き手 | 左利き |
家族構成 | 父、母、長女 |
趣味 | ウインドウショッピング、散歩、お菓子作り |
好き | お豆腐、餃子 |
嫌い | 辛いもの、煙草の煙 |
好きな色 | 黄緑 |
得意科目 | 国語 |
苦手科目 | 数学 |
クラブ | 茶道部 |
委員会 | 風紀委員 |
声優 | (萌えドリル)後藤邑子 / (アニメ)相沢舞 |
俳優 | (らき☆すた≒おん☆すて)吉岡茉祐 |
キャラパラメーター
学力 | ☆4 |
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運動 | ☆2 →3 |
オタク | ☆2 →1 |
家事 | ☆4.5 |
胸 | ☆3.5(中→成長??) |
待遇
現状、彼女はどうにも他のキャラに比べて立場が弱い感がある。
もともとみさお同様、1モブキャラからレギュラーに昇格した彼女だが、みさおがアニメで「ヴぁ」などの特徴的な仕草・口癖で視聴者に大ヒット、まさかまさかの単独キャラソンが発売し、プライズフィギュアなどで立体化したことに比べて、彼女は若干不遇な扱いを受けていることは否めない。
大きな理由として、単純に出番が少ないということもあるのだが、概要の項で述べた「公式彼氏持ち」ということが彼女の評価を一部で落としてしまっている。
ギャルゲー『桜藤祭』でも、みさおの兄の存在から彼女のルートだけは実質的なバッドエンディングになっている。
このため、ファンの間でも「彼氏がいるんじゃあな…」というマイナスイメージがつきまとう結果になってしまった(心無い人間が中古と彼女を捉えることもある)。
ファンの中には「みさおの兄貴?そんな奴いないよ?」と歴史を改竄するものや、「俺がみさお兄だ」と公式に介入する強い妄想力の持ち主もいたが、「公式」の二文字の前には多くのファンが屈する結果となった。
しかし、作者もそれを知っているのか、卒業後の彼女らを描いた現在では、彼女の登場回数が徐々に増えてきている。
ニコニコ動画ではこのようなタグまで生まれ、不遇の扱いを受けていた彼女だが、「背景」の肩書きを返上する日は、そう遠くないのかもしれない。
鷲宮町出身なので、みゆきに比べて露出の機会も多いし(ぼそり)。