【注意】この記事には『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』のネタバレを含んでいます。
概要
物語終盤、『破』にてEVA初号機に取り込まれていた綾波レイが、『Q』で初号機がAAAヴンダーの主機動力となった後も初号機の中に留まり続けていたことが明かされる。
これを受け、「もし初号機に取り込まれていたのが綾波じゃなくてアスカだったら、アスカの意識を持ったヴンダーになるのでは?」という妄想、もとい考察を広げるファンが現れ、そのシュールながらも非常に想像しやすい設定がウケたのか、Twitterを中心に瞬く間に拡散、一時はトレンド入りまでするほどの大盛り上がりとなった。
時を同じくして話題になった碇サクラと共に、一種のエヴァンゲリオンイマジナリーであると冗談めかして語られている。
主な設定群
主にTwitterのツイートを元にしたミームであるため個々人の思い描く式波ヴンダーの設定は異なっているが、概ね共通する要素として、
- 第9の使徒戦の時点でシンジがアスカを助けようとしてニアサーが起きる
- 自分を全力で助けようとしてくれたためシンジへの好感度がカンストしている
- 艦内放送で話しかけてくる(またはモニターに顔を出す、照明を点滅させてモールス信号にするなど、他多数)
- ヴンダーを赤く塗装するよう要求してくる
- 被弾時に絶叫する
- 戦闘中焦ったくなると艦のコントロールを奪って勝手に戦い始める
- ミサトの号令に割り込む、ミサトと言い合いながら戦闘準備に入る
- 本編でのアスカの立ち位置に代わり綾波とマリがコンビを組んでいる
などがある。基本的にはアスカに振り回されるヴィレクルーというコメディ要素の強いイメージが中心にある様子。
『Q』の展開にあたる「シンジをヴンダーからNERV本部へ連れ去る」シーンについては本編と同じくアヤナミレイ(仮称)が行うと考える人もいればシキナミアスカ(仮称)なる新キャラクターを想像する人も。
上記のものはほんの一部に過ぎず、またブームが落ち着いた以降も新しくネタが追加されている。検索をかけて探してみるのも面白いかもしれない。