概要
単行本17巻に収録。アニメでは第91話として1998年に放送された。
原作エピソードの中でも珍しく一話完結型になっている。
また、カラオケの一部機種でコナンの歌を唄うとこの話を編集した映像が流れることがあることから、ファンの間では別名シュークリーム回とも呼ばれている。
ただし機種にもよるがコナンの歌全てにこの映像が入っているわけではない。
あらすじ
沖野ヨーコのコンサートに遅刻し、階段から転落し米花総合病院に入院する羽目になった毛利小五郎。
サッカーのついでに小五郎の見舞いに来たコナン、元太、光彦、歩美の四人。
小五郎の部屋にはぎっくり腰で入院している愛想のいい老人と、火傷している愛想の悪い男がいた。
見舞いの最中、老人の息子である関口良夫が見舞いに来たが、その様子はどことなくおかしかった・・
実は関口は娘の弓子を先日発生した銀行強盗に人質にとられてしまい、時間指定で上述の火傷の男を口封じのために殺すように仕向けられていたのだ・・
警察の中にも強盗の仲間が潜入しており八方塞がりな関口は覚悟を決める。
が、そこにコナンが現れる・・
ゲストキャラクター
強盗犯の面々は原作では名無しだがアニメではちゃんと名前がつけられている。
名前 | 声優 | 職業 |
---|---|---|
関口良夫 | 西川幾雄 | 先日銀行強盗が起きた銀行の銀行員 |
赤羽五右衛門 | 田中正彦 | 銀行強盗犯の仲間の一人 |
関口弓子 | 吉田小百合 | 関口の娘。小3。 |
関口の父 | 丸山詠二 | 小五郎と同じ部屋に入院している老人 |
山本、高垣、英子 | 平尾仁彰・宝亀克寿・廣田行生・百々麻子 | 銀行強盗。 |
余談
このエピソードでは、目暮(アニメ版では高木も)ら警察が強盗一味が扮した警察に気づかないという大失態をやらかしている。
しかし、当時の原作(アニメ版)には警察サイドの登場人物が目暮と高木しかおらず、現在は佐藤や白鳥といった優秀な人物が登場している為、今後の原作ではこのような失態は発生しにくいと思われたが、『高木と伊達と手帳の約束』では高木が1年前の児童誘拐事件を忘れるという大失態が発生している(コナンもこの事件の事を覚えていなかった)。