概要
「ロックマンゼロ」のオープニングステージ、マハ・ガネシャリフ戦で登場するステージ。
ここは過去の妖精戦争を招いたΣウイルスの研究、及び「Σウイルス」の変異前である「ゼロウイルス」の保菌者であるゼロの完全隔離を目的とした施設。ネオ・アルカディアにより存在を消されたが故に、「忘却の研究所」と呼ばれる。
ロックマンゼロの時代の時点では老朽化が著しく、もはや廃墟同然であり過去の研究データも殆ど消失していた。
レジスタンスのリーダーのシエルが、この場所に封印されていたゼロを目覚めさせるために訪れたのが物語の始まりである。
のちにゼロに関するデータについての調査にあたるため、再び訪れたところでガネシャリフと戦闘、落盤が発生して崩壊してしまった。
「ロックマンゼロ3」では、座標自体がバイルの研究所の近くでオリジナル・ゼロのボディを持つ破壊神と最後の死闘を繰り広げた場所となった。この時には、ゼロが繋がれていた機械のほかにオメガ第二形態の残骸が辺りに散らばっている。
その後、オメガ爆発の余波で完全に吹き飛んだ模様。
ZXでは
「ロックマンZX」ではラグナロクの残骸であるエリアNにて待ち受ける
あるレプリロイドとの戦闘時の背景に、この研究所が残像のようにちらつく。
BGM
「Area of Zero」
「ロックマンゼロ」シリーズでも屈指の人気を誇るBGM。
「ロックマンゼロ」のエンディングテーマでもある。(3でもこれとは違うが流れる場面がある)
ゲーム中で流れる回数こそ少ないがその曲調と厳かな雰囲気がゼロの感情を見事に表現している。
これはリミックス版なのでゲームでのオリジナルはYouTubeで是非検索を。
「Cannon Ball」
「ロックマンゼロ3」での最終ボス戦でのBGM。
「ロックマンゼロ」といったらこれ、という人も少なくはない。
(こちらもリミックス版なのでオリジナルが気になる人は検索を。)
異説
ゼロがこの研究所に封印された理由について、一つある説が存在する。
ロックマンX6のゼロEDで、ゼロが何かの「検査」のために、この研究所と思しき施設に102年封印される場面がある。
この「検査」が何を意味するかは定かではないが、研究レプリロイドとの会話ではかなりの年月を要するものだという会話がある。