『GTO』において
原作第4巻(アニメ版ではLesson8)、主人公・鬼塚英吉が、彼が受け持つ3年4組の生徒・村井國男の母・村井樹里亜とのデート(?)を目撃された村井本人と、その悪友藤吉晃二・草野忠明が5人でボウリング場に行き、途中で樹里亜が急用の仕事に行ってしまったため、鬼塚と村井が争った末に、村井がボウリングのボールの穴に瞬間接着剤を仕込み、それを知らずに鬼塚は両手にボールを持ってしまったため、村井に「ドラえもん」呼ばわりされてしまった。
その後、藤吉に「やりすぎだ」と諫められた村井は、不良とトラブルを起こしてしまい、草野が人質に取られてしまう。そこで現れたのが、鬼塚……もとい22世紀からやってきた「怒羅江悶君」が現れたのだった。
村井達は鬼塚に助けを求めるが、都合の良い時だけ生徒面をする彼らに鬼塚は手を差し伸べようとせず「先生?なんのことだい?ボク怒羅江悶だよ」「男ならテメーで撒いた種ぐれーテメーで刈れ」と言い張り助けるどころか不良とつるむ鬼塚は、ベイブリッジバンジーを(荷造り用の紐で)村井に強要。村井は鬼塚の言葉から勇気を振り絞って飛び降り、村井の「指導」に成功する。
その後、鬼塚は両手にくっ付いたボールを破壊、「怒羅江悶」ではなくなり、悪党から優里愛を助けるためにやってきた「喧死狼」に変身し、不良たちをベイブリッジから投げ落とし、成敗したのであった。
なお、アニメでは北斗百裂拳を披露、リアルタイム放送時にはBGMとして「愛をとりもどせ!」が使用されていた。
更に余談だが村井役の関智一氏は後に骨川スネ夫を演じ、更にこの時鬼塚が成敗する不良の1人のCVは後にのび太のパパを演じる松本保典氏であり、その不良はアニメでは「助けて~ドラえも~ん!」と断末魔のように叫ぶ。
関連タグ
先生(ドラえもん):ドラえもんに登場する教師。後にCVが鬼塚と同じ高木渉になる。
ジャギ:ケンシロウの名を騙った。『北斗無双』でCVが高木渉になる。北斗無双が制作されたのはTOKYOMXにて本作が再放送中(2009年1月~10月、金曜夕方6時30分枠)の時期である。