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性別違和

せいべついわ

生物学的性別と性自認との間に落差を感じ、そのために苦痛、悩み、不安などを感じる状態を指す精神医学用語
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概要

生物学的性別と性自認との間に落差を感じ、そのために苦痛、悩み、不安などを感じる状態を指す精神医学用語。
GDとも。
Gender Dysphoria の訳語で、性別齟齬とも訳される。また、古くは性別違和症候群とも訳されていた。
以前は「性同一性障害」の語が使われていた。

語の変化

従来の性同一性障害GID)は1980年のDSM第3版で定義された診断名であったが、2010年のDSM-5で新たに性別違和として再定義された。
これは旧来DSM-4にて性同一性障害が性機能障害性的倒錯と同じ章で扱われていたものを、処置の違いから別の章へ変更したほか、男女二元論的に「反対の性への同一感」が強調されていたものを、多様な性のあり方を意識して「性の不一致」に重点を置き換えたなど、内容の変更と共に名称も変更されたものである。

性別違和という言葉自体は2008年頃から当事者達のHPで使われていたが、2010年頃に性同一性障害で統一の動きがみられた。
その背景には精神医学ほか、社会学心理学政治学による「人における性自認の重要性」としてのジェンダーロールおよびトランスジェンダーへの注目があった。
それらを身近に感じてもらう為「全ての人が自分の性自認を再認識するシンボル的存在」として強調されていたのだった。

なお、ICD-10では現在も性同一性障害の語が使われている。

名称について

性別違和の当事者やアライの中には、性同一性障害という語を好まないひともいた。
上述の定義の問題や、障害という語の持つネガティブイメージなど、理由は様々であったと思われる。
また、トランスジェンダーが定義の緩い代替語として、より一般に用いられている。

関連タグ

性同一性障害トランスジェンダー:創作のキャラクターには現在もこちらが使われる。

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