概要
悪役1号とは、宮崎駿が「夢の多砲塔戦車」として『宮崎駿の雑想ノート』第三話「多砲塔の出番」で登場させた架空の多砲塔戦車である。後に同作を原作とする同名のラジオドラマにも登場した。
全備重量200t、全長17mという巨体(実在の超重戦車マウスすら超えている)に主砲塔の170mm加農砲、230mmロケット臼砲、75mm速射砲をはじめ多数の兵装をハリネズミ式に搭載し、昇降式の司令塔や馬鍬状のドーザープレート、腹部の「第三の履帯」など数々のギミックを備えた文字通りの超兵器として描かれている。
劇中では悪役大佐(ドラマではアイアンポーク大佐)に率いられて反乱を起こしたバークシャー連隊に奪取されて政府軍の攻撃を物ともせず大暴れするが、そこへ幼馴染の少女を大佐に「戦利品第1号」として攫われた少年が挑む……という筋書きになっている。
関連イラスト
「悪役一号」タグでも投稿されているが、作中での表記は「1号」である。