概要
『水曜どうでしょう』において2023年に放送された企画。全6夜。収録は2022年。
以前放送された「激闘!西表島」の後日談に相当する企画で、以前釣り対決で出会った西表島のロビンソンという人物に3泊4日で会いに行こうというのが大まかな内容である。
国内企画としては現社屋移転後初となる「道外の旅企画」であり(移転直後の時期に放送された前々作は道内、その後放送された前作も国外が舞台であったため)、「不定期制作移行後に放送された企画」の続編としても今回が初(単に「過去作の続編」であれば「ジャングル・リベンジ」、「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」に端を発する完結編と真の完結編、国内原付企画の完結編となる「原付日本列島制覇」が該当するが、全て「レギュラー放送当時の企画の続編」であったため)である。
羽田から石垣島空港へ行きフェリーで西表島に向かう予定だったが、とある理由で予定を大幅に変更せざるを得なくなってしまった。
今回の旅にはいつもの4人に加えて福屋HTB東京支社長(キャップ)やスタイリストの小松も参加した。なお、前回出演していた「onちゃんの中身」こと安田顕は本企画には出演してない。
エンディング
エンディング映像は前々作と同様に本編中に出た案がそのまま採用された。
「またしても大河ドラマに出演した大泉の直近の出演作」をモチーフにし、過去の名シーンを再現した土人形の数々の中を小林製薬の糸ようじが飛び交っている。
前々作で協力まで格下げされた大泉洋は主演に返り咲いた。
本編よりも手間と予算がかかっていると言われている。低予算とは一体…
余談
今回の企画で宿泊したホテルは「羽田エクセルホテル東急」なのだが、実はこのホテルは「一致団結!リヤカーで喜界島一周」と「プチ復活!思い出のロケ地を訪ねる小さな旅」にて宿泊した羽田東急ホテルが2004年に移転開業したものである。
本企画においての安田の未出演により、2007年放送の「ヨーロッパ20ヵ国完全制覇 完結編」以降続く「レギュラー陣4人のみでの進行」の記録がさらにまた延長される形になった(2024年時点まで放送されたレギュラー放送終了後の企画通算10本の内、2003年放送の単発枠扱いの短編2本を除いた、本格的に始動した2004年の「ジャングル・リベンジ」から数えて本企画で通算8作となり、本企画で6作目となる)。
日程(ネタバレ注意)
1日目
いつもの4人が羽田空港空港のホテルに集まった。
しかし沖縄県に台風が接近していた。石垣島への飛行機は出ているものの、乗ったところで石垣島で何もできなくなってしまう。やむなく解散し翌日再集合することにした。
大泉は帰宅し、スタッフは東京観光を楽しんだ。ミスターに至っては一度北海道に帰り同日中に羽田に戻ってきた。
2日目
1日経っても状況は変わらず、1日目と同じように会話だけして再び解散した。
状況は変わらないと前日に踏んでいた大泉はなんとゴルフの予定を入れていた。
3日目
このままでは埒が開かないため、できるだけ西表島に近づこうと那覇行きを決断し、那覇のホテルに宿泊した。
ホテルではこの日のために作られたシャツの色塗りを夜通し行った。
4日目
石垣島を経由してようやく西表島に到着したものの、ドラマの撮影などがある大泉とコンサドーレの社外取締役に就任したミスターのスケジュールの問題で滞在時間はわずか5時間しかなかった。
同日中に那覇に戻り翌日に帰宅した。