戦闘獣クレオ
せんとうじゅうくれお
「皆さんさようなら。せっかくいいお友達になれたのに、これ以上皆さんと一緒にいると迷惑をかけることになるわ。それはサイボーグに生まれついた私の運命なのよ。もうどうすることもできないわ。皆さんありがとういい人達に巡り合えて私は幸せでした」
CV:増山江威子
第9話「爆死!! 美しき人間志願者!!」に登場。
戦闘獣でありながら戦闘を好まない心優しい性格で、普段は美女の人間の姿となり、オカリナを吹きながら車で世界中を旅している。
ゴーゴン大公が持つムチから発せられる光線で本来の姿にもどされたり、操られたりしてしまう。
武器は目から出す破壊光線や胸から放つミサイル、指先から発射する粘着液であり、俊敏な運動神経も持つ。
トラックに引かれそうになったシローをかばったことで出会い、別れた直後、自身を捜しに来たゴーゴン大公から科学要塞研究所の者たちと親しくなり、そこへ入り込むことを命じられ、背けば腹部に仕掛けた自爆装置を起動させると脅される。
戦闘獣(ゴーゴンにより無理やり戦闘獣にされたクレオ)出現の報告でビューナスAで出撃した炎ジュンとも出会い、更にオカリナの音色にほれ込んだボス達とも親しくなり、保育園のパーティーに誘われる。その後、保育園で皆と楽しいひと時を過ごしていたが、樹の影から様子を窺い、命令に祖いたことに怒ったゴーゴン大公に操られ、海岸まで誘導されたことろで本来の姿に戻される。そして、再び研究所へ向かうよう命令される。
しかし、またも命令に背き、皆への感謝の言葉を唱えながら火口へと身投げしようとするが、見張っていたゴーゴン大公により未遂に終わり、再び研究所に向かうよう命じられる。そして研究所を破壊した後、自分も死ぬつもりで研究所に到着、攻撃するが、名古屋より帰還した剣鉄也が搭乗したグレートマジンガーと止む無く戦闘に入る。
マジンガーブレードで左肩に負傷を負わされ、ブレストバーンで止めを刺されそうになるが、駆け付けたビューナスAとボスボロットが鉄也に事情を説明したことでなんとかその場は助かる。しかし、事情を理解し、心配したグレートマジンガーが駆け寄ったところで、彼を道連れにしようとしたゴーゴン大公がクレオの自爆装置を起動したため、破壊されてしまった。最期、彼女の亡骸はグレートマジンガーにより海に葬られた。