敬哀皇后

けいあいこうごう

敬哀皇后は、中国の三国時代の女性。蜀の劉禅の皇后。姓は張。父は張飛、母は夏侯覇の従妹。張飛には娘が二人いるが、本項目では長女の張氏について記述する。

概要

劉禅の最初の皇后。父は張飛、母は夏侯覇の従妹(諱などは不明)。

張飛には二人娘がおり、二人とも張氏と呼称されるが、

これは二人ともに諱(いみな)は伝わっていないことが原因である。

その為、妹の張氏と区別するために、一般的には諡(おくりな)である敬哀皇后と呼ばれる。

(その際、妹の方は張皇后と呼称される)

張飛の長女として生まれて、太子劉禅の妃として宮中に入る。そして、劉禅の即位に伴い皇后に立てられた。

それから享年は不明だが、若くしてこの世を去った。その後、妹の張皇后が劉禅の妃となった。

上記のように彼女の記述は非常に少なくなっている。また小説『三国志演義』においては、妹の張皇后

と混同もしくは合一された扱いとなっている。

ゲーム『真・三國無双』シリーズに登場する星彩も姉妹を合体させたような扱いである。

不明な点が多いため、あまり統一性はないが、創作物においては父・張飛とは違い、母方の血を受け継いでか絶世の美貌を備えていることが多い。

関連タグ

三国志　蜀　星彩

三国志大戦

女性　皇后

人間関係

張飛：父親

夏侯氏(張飛妻)：母親

夏侯覇：伯父

張苞：兄

張皇后：妹

劉禅：夫