概要
小野不由美の小説『十二国記』の登場人物。描写されている原作作品は『白銀の墟_玄の月』。戴国の人物。
驕王の時代から麒麟の侍医である黄医を務める老医師。泰麒にとっても馴染みのある人物。
以下、「白銀の墟_玄の月」のネタバレを含みます。
他の医師と違い純然たる麒麟の専門医である黄医は、麒麟に仕えることこそが本分と考えており、朝廷内の派閥争いとは無縁であるため、泰麒を襲い玉座を簒奪した者たちを“仇敵”と呼び快く思っていなかった。
泰麒帰還の際は心から喜び誠心誠意尽くし、部下である徳裕と潤達を泰麒に付けてくれたが、徳裕と同じく偽朝に蔓延する謎の「病」に侵され、いつしか行方知れずに。