歴史
1990年に写植用書体として発売された、モダンスタイルのゴシック体フォント。
1993年にDTP対応のPostScriptフォントとしてリリース。写植時代に一世を風靡していた写研の「ゴナ」の代替として急激に浸透し、モダンゴシック体の標準フォントの座を固めるに至った。そのため写研フォント好きには親の敵ぐらい憎まれている(まあ、これはデジタルアレルギーだった写研が悪いのだが)。
「新ゴ」ファミリーとして幅広いウェイトで展開しており、広告や雑誌の見出しはもとより、駅名標や公共施設の表示にも広く採用されているため、現在の日本でこのフォントを見ない日はないと言っていいだろう。
採用例
鉄道事業者
涼宮ハルヒの憂鬱
タイトルロゴの「涼宮ハルヒ」と「憂鬱」の部分
アニメ版 図書館戦争
タイトルロゴ「図書館」(※ウエイトL)と「戦争」(※ウェイトB)
※戦争の文字はあしらいが足されていますね。
進撃の巨人
タイトルロゴの日本語部分
関連イラスト
親戚
新丸ゴ
1996年に、同社のじゅんファミリーより軽快で可読性の高い
丸ゴシック体として新ゴをベースにして発売された。
UD新ゴ
解像度が比較的低くポイント数の小さい表示が多い携帯電話など、
劣悪なインタフェースでも素晴らしい可読性を発揮するフォント。
何気にNintendo Switchのシステムフォントにも採用されている。
UDの意味はユニバーサルデザイン。
関連タグ
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