概要
SLかわね路号、きかんしゃトーマス号の起点であり、全ての列車が停車する。
駅自体は1面2線の島式ホームだが、留置線を多数有するため構内の面積は広い。
金谷駅側には整備工場である新金谷車両区が併設されており、大井川本線の車両整備を全て請け負っている。
また、新金谷車両区横にはSL用の転車台も設置されている。
これはSL列車が復路で方向転換できず、バック運転を強いられていた問題を解決するために2011年に島田市との共同出資で設置されたもの。
玄関口である駅舎兼大井川鐵道本社は1927年に建設されたもので、ほぼそのままの姿で今日まで存在している。
その歴史的価値が認められ、2018年に登録有形文化財に指定された。
駅周辺
観光バスや観光客のマイカー駐車のために広大な駐車場を抱えている。
駅前にはSLの乗車券や土産物を販売するプラザロコという建物がある。
かつては小規模な喫茶店なども存在したが、全て解体されコインパーキングになった。