概要
本作においては犯罪組織テンタクルやオクトパスの怪人であるアンドロイド兵士の他にこれらの組織に加担して悪事を働く人々も登場する。
それらの悪人を殺さずにカタルシスウェーブを浴びせて改心させるという展開も大きな特徴である。
その悪人達のバリエーションも多く、
「金に目がくらんで悪事を行う悪人」
「失業等でやむなくテンタクルやオクトパスに加担した人物」
「社会への復讐や恨みからテンタクルやオクトパスにそそのかされた人物」
「テンタクルやオクトパスに雇われた悪人」
「レディーMの交友関係である友人やオクトパスに所属する悪人」
「テンタクルやオクトパスとは関係ない銀行強盗」
と様々な悪人が登場する。
戦闘能力もまちまちで、マシンマンに抵抗するも案の定歯が立たない一般人からマシンマン相手に生身で互角に渡り合う強者までおり、怪人の代わりに戦う相手になる事もある。
登場した悪人達
(テンタクルの協力者)
テンタクルに金で雇われたりそそのかされて悪事に加担した者たち。
宇曽田医師 演:小瀬朗
2話に登場した眼科医で、近代医療科学研究所の所長(正体はハンマー男)に金で買収されて子供たちの涙で採取する等の悪事に加担した。
マシンマン相手にも銃で応戦し抵抗するもカタルシスウェーブにより改心し、子供たちを解放したハンマー男を裏切った。
留造 演:園田裕久
4話に登場。
工場が倒産して失業した会社員で、黒いテキ屋の男にそそのかされてクシャミ菌入りの焼きイモ屋台を与えられて焼きイモを売りさばき、クシャミ菌を蔓延させて子供はもちろん大人までも巻き込んでパニックを引き起こした。
しかし、実際にはクシャミ菌の事を全く知らず騙されただけにすぎず自身の間違えに気づいた際は涙を流して仮死状態(3分間息を止めてる)の健に涙していることから分かる通り正確には悪人ではないため、カタルシスウェーブも浴びなかった。
美佐のニセ両親 演:大地康雄、阿知波悟美
6話に登場。
親子の絆を裂くために母親と喧嘩した美佐の元に現れた実の両親を名乗る夫婦。
その正体は自身の会社が倒産して困っていたところでテンタクルにそそのかされてピンポイント過ぎる作戦に加担する羽目になってしまう。
美佐が両親との絆を思い出したり、マシンマンに察知された事を警戒したKの命令で外国に逃げようとしたが結局マシンマンに見つかり、夫の方が応戦しようとするがやはりマシンマンの相手ではなくあっさりとカタルシスウェーブを浴びて改心した。
黒マントの怪人 演:青空球児
9話に登場。
正確にはムチ男(人間態)の囮兼スケープゴートとして利用された被害者の一人だったが、娘だけを救うために結果的に被害者を増やして行った。
最終的に健に詰め寄られて逃げた先でムチ男に用済みとして口封じに命を狙われることになり、襲われてた際に追いかけていたマシンマン(健)がムチ男を倒したどさくさに逃げようとした際にカタルシスウェーブを浴び改心した。
鬼丸 演:二瓶正也
10話に登場。
貧乏な剣術師範で、道場はオンボロだが妻子持ちでそれなりの数の門下生を抱える。
子供にあげるお小遣いに困ってたところを面識のあるスパイ男(人間態)から「黄金の道場を立ててやる」とそそのかされて、マシンマンの正体を暴く刺客として雇われる。
その剣術や武芸の腕前は確かでありウオーリアースーツを着たマシンマンとも渡り会える程で、少し抜けているが家族思いで門下生も彼に忠実だが、その反面で傲慢で勝つためには卑怯な手を平気で使うと言った武士の風上にも置けない面も。
最終的には門下生を伴いマシンマンを迎撃するも失敗、悪あがきとして命乞いから鉢巻きと一緒に巻いた短刀を投げて抵抗するが、結局はカタルシスウェーブを浴びて改心し門下生と土下座したのち、ブーメランで奇襲してきたスパイ男(人間態)を短刀で迎撃した。
演者である二瓶氏は過去に某光の巨人の警備隊の頭脳派を演じている。
子供雑誌の記述では「鬼丸剣雲斎」と書かれていた。
マジシャン北野 演:滝雅也
12話に登場した自身の息子を巻き込んだマジックの失敗により追放されてしまい、
さらには家族とも別離する事になった復讐からテンタクルに加担した天才マジシャン。
テンタクルと協力して開発した異空間「マジックゾーン」を使い子供たちを閉じ込めていくが、
健の奮闘により親子の絆を取り戻した事からマジック男を裏切り、マジック男撃破後はマジックゾーン発生器の場所をマシンマンに教える。
そのため「親と子の絆はカタルシスウェーブを必要としないほど強いのだ」とマシンマンに判断された。
井守蛇吉 演:天本英世(Kとの二役)
プロフェッサーKにそっくりな彫刻家。13話に登場。
子供の声を聴いただけでしゃっくりが止まらなくなる体質のため入選する事が出来ず同じく子供嫌いのKと意気投合する。
Kの科学技術で子供をコーティングして彫像にし、自身の作品とする凶悪な作戦を実行しようとするが、功名心が先走る故にマシンマン登場により証拠隠滅を図ろうとするKと決裂し彼を騙す形で作品(と化した子供)を発表しようとしたところでマシンマンに見つかり、子供はスロットルガンの効果で元に戻り自身もカタルシスウェーブを浴び改心し、しゃっくりも止まった。
眼鏡の女 演:細矢智恵子
自身の外見にコンプレックスを持つ野暮ったい眼鏡をかけた女性。
なお「大きな眼鏡」と「やや大きめのホクロ(?)」を除くと中々の美人だが、テンタクル再興とプロフェッサーKの帰還を夢見るテッキュウ男の誘いに乗り、人間の顔に外せない白仮面をはめる銃を子供にはめ込む「のっぺらぼう作戦」の実行犯として行動し報酬で整形手術を受ける事を目論んだ。
テッキュウ男が倒された事で逃げようとしたところでやはりいつものようにカタルシスウェーブを浴び眼鏡を外され説得されて改心した。
(カッチュウ男)
プロフェッサーKが発明した犯罪ヘルメットとプロテクターを装備し狂暴化’獣性化された人間。
Kいわく「人間を使えば大事な戦闘員を使わずに済む、安上がりで済む」と言う理由で2回投入されたが、装着者の能力に大きく左右されてしまう事からその2回のみの登場となった。
後にプロテクターは怪人マリオンの武装「マリオネットキャノン」に改修された。
カッチュウ男Ⅰ (大下源次郎) 演:丹古母鬼馬二
3話に登場。
息子である源太の手術費を稼ごうと躍起になっている怪力の土木作業員。
テンタクルに雇われ犯罪ヘルメットで武装し、スポーツ選手やアイドルと言った子供たちの憧れのスターを襲撃するが…
カッチュウ男Ⅱ (西村)演:水村泰三
5話に登場。
幻のギアナ1セント切手を狙ったプロフェッサーKに買収された警備員・西村が犯罪ヘルメットで武装
した姿。
リモコン装置を搭載したフランス人形を使い切手を盗みその罪を上司の森口に着せようとするが…
銃で抵抗するもマシンマンにはほとんど歯が立たずカタルシスウェーブを浴びて改心し自首した。
(香港空手三兄弟)
7話に登場。
マシンマン抹殺のためにテンタクルに雇われた邪悪な空手家の3人組。
それぞれが胸元の自身の名前に因んだ獣の入れ墨を入れており、腕試しに襲い掛かって来た多数の刺客を撃退しマシンマン相手にも3人で渡り合ったが、目的のためには子供すら人質に取るなどの非道の限りを尽くしたことからかカタルシスウェーブを浴びされられる事もなく無力化されクレーンに吊るされて警察に突き出された。
猛虎 演:高橋利道
飛竜 演:竜咲隼人
禿鷹 演:団竜二
(オクトパスの協力者)
オクトパスに金で雇われたりそそのかされて悪事に加担した者たち。
こちらはトンチンカンが連絡兼指示兼サポーターとして
後述のレディーMの友人である犯罪者もいた事からか少なめ。
唯一プロフェッサーKの部下が来た例もある。
怪人ピエロ 演:うえずみのる
元々はサーカス団に所属していたピエロだが、その子供嫌い邪悪な性格からか追放されていたところをオクトパスに雇われたピエロ。
軽業の名人で一般の悪人としては卓越した体術の持ち主。
詳しくは本項を参照。
手作りオモチャ売りの男 演:花巻吾郎
ミイラ男(ミイラマン) 演:坂田祥一朗
プロフェッサーKの部下である科学者で、レディーMにKの発明品「ボーリョクガス」を届けるために来日した。
戦闘と作戦行動においては自ら発明した強靭な包帯で身を包み
「ミイラマン」と名乗る。
詳しくは本項を参照。
元力士の男 演:天方保
(レディーMの友人である悪人たち)
世界でその名をとどろかせた怪盗や犯罪者であり凄腕揃い。
レディーMの命令というよりは彼女の要求に応える為に各々の得意技と能力を駆使し、
トンチンカンがそのサポートに当たるスタンスを撮ることが多い。
怪盗黒猫 演:平瀬りえ
レディーMに心酔する怪盗でオクトパスの1番手。
黒猫を思わせる某覆面レスラー風のマスクと全身にフィットした服が特徴。
詳しくは本項を参照。
怪盗ソルトマ 演:団次朗
世界でも有数の怪盗でありレディーMのボーイフレンドの一人。
卓越した盗みの技術、戦闘能力、科学力を持ってマシンマンと子供を苦しめた。
詳しくは本項を参照。
怪盗ウルフ 演:堀田真三
ヨーロッパを中心にありとあらゆる悪事を行ってきた極悪な怪盗であり、レディーMのボーイフレンドの一人にして「最も親しい友人」(メカオウム曰く)
卓越した剣術の腕と戦闘能力を持ち激戦を繰り広げるが…
詳しくは本項を参照。
伊賀の猿丸 演:東山茂幸
凄腕の忍者泥棒であり、レディーMに招聘される形でオクトパスの作戦に参加する。
詳しくは本項を参照。
怪人マリオン 演:伊藤昌一
催眠術と人形作りの名人でその技術と技を駆使して他者を操る事を得意とする凄腕の犯罪者。
やはりレディーMに招聘されて子供を催眠術で操り犯罪を犯させる作戦を行う。
詳しくは本項を参照。
フック船長 演:梅沢実
7つの海を荒らして回ったフック船長の末裔であり、友好的な関係にあるオクトパスからも支援を受け、アンドロイド兵士を貸し与えられていた。
先祖代々に伝わる宝の地図を見つけてレディーMと共同で宝探しを始める。
詳しくは本項を参照。
(その他)
銀行強盗 演:団巌
マシンマン本編において唯一と言える「テンタクルとオクトパスが一切関わらずマシンマンと戦った普通の悪人」であり、戦闘能力も人並み程度の強盗犯。
当然マシンマンに叶うわけもない…と思われながらも逃げ回りながら抵抗するが結局それも悪あがきに過ぎずカタルシスウェーブを浴び改心し自首した。