解説
『変身忍者嵐』第21話「恐怖怪談 吸血鬼!ドラキュラ日本上陸‼」より登場。
血車党と手を組んだ西洋妖怪軍団を追って日本に来日した謎の仮面剣士。
西洋妖怪たちに苦戦する嵐の許に駆けつけ、相手の弱点を伝えたり、人質となった者を助け出すとなどの助太刀をする。
瞬間移動能力や鏡の世界に入る能力などの様々な超能力を扱う事ができ、普通の刀では傷一つ負わすことの出来ない狼男の弱点である銀製の小太刀を武器としている。
また十字架状の罐やドス状の投げナイフ、姿を消した相手にマーカーを付ける金粉といった対西洋妖怪用の様々な武器を所持しているほか、「クラーム」の呪文で自在に姿を消すことも可能。
なお設定では『必殺三日月切り』という必殺技を持つが、劇中では披露されていない。
正体
その正体はハヤテの双子の兄・フユテ (演:南城竜也)で、それ故に兄弟のどちらか一方が傷つけばもう片方も傷つく宿命にある。
彼が如何にして月ノ輪の化身能力を得たかは、最後まで明らかにされなかった。
第39話で魔神斎と悪魔道人の策略により火山の火口へと突き落とされた弟のハヤテ=嵐を救うために合体し、新生嵐へと生まれ変わらる事となる。
逆変身する時のポーズや自らの声が月ノ輪=フユテの要素として新生嵐=ハヤテに反映している。
嵐との合体後のハヤテは月ノ輪に変身することはなかった。
余談
裏設定によれば、月ノ輪は熊の能力を持つ変身忍者であるらしい。