概要
有償依頼とはその名の通りクライアントが『有償(一定額のお金を払う)』という条件でクリエイターに自分の望んだ何らかの形式の作品を作ってもらう『依頼』を行うことで、コミッションという言い回しがされる場合もある。
有償依頼が完成するまで
利用するサイトやサービスによって異なる点はあるが、主に下記のプロセスで完成する。
Step1
自分が依頼したいクリエイターにサイトやサービスを介して『どういった作品を依頼したいのか』の文章と『どれだけのお金を払うのか』の額を決めて入力し、送信する。
ちなみに完成までに意見や要望、資料URL等を送れるのはこの段階での一回きりなので、後述のStep2の段階に移行したら、それらは完成まで一切しないように。
Step2
クリエイターがそれを承認すれば、あとは完成するまで大人しく待とう(当然、完成を急かしたり、後出しの如く意見や要望、資料URL等をコメントやメッセージ等で送るのはTwitterをはじめとするSNSを含めたサイト・サービス問わず厳禁である…そして『有償依頼で創作中の作品の完成までの途中経過(行き詰まっていたり、二択で迷っている状況のもの含む)』に関するツイートや投稿記事等に対しても『意見(アンサー)を述べるような行為』も同様である)
Step3
完成したらクリエイターにお礼のメッセージを送ろう(Skebの場合は投げ銭と共にメッセージが送れ、Pixivリクエストでもお礼のメッセージが贈れる)。
補足
- 有償依頼でクリエイターにお願いする作品は一般的にはイラストが主だが、サイトによっては小説や音声といった形式の作品を依頼することも可能な場合がある。
- 当然、自分の依頼する作品でメインとなるキャラをクリエイターも知っているとは限らないため、依頼文にメインとなるキャラの資料となる画像や動画へのURLを貼っておくのが無難である。
- 当然、労力に見合ってない額の依頼ではクリエイターは断ってもおかしくないため、自分の財力と相談しつつそれも考えて額を設定しよう。
- 有償依頼は自分以外の誰でも見れる『全体公開』と自分とクリエイター以外は閲覧できない『非公開』も設定する事が可能である。
- 原則的に非公開設定はクライアントによって行われるが、中には『クリエイターの独断で非公開設定にされる』というケースもある。
- 当たり前のことだが、こちらがお金を支払っているからと言って横暴な態度や自分勝手な行動を取って良い訳ではない。
- 中には同じ内容の依頼を複数のクリエイターに何度もゴリ押す特定のユーザーもいる為、節度は考えるべきである
- (例:時津風がアーボックに巻かれてるskeb受注絵、ウェンディがハクリューに巻かれてるpixivリクエスト受注絵、大食いフウロ)
- 中には同じ内容の依頼を複数のクリエイターに何度もゴリ押す特定のユーザーもいる為、節度は考えるべきである
- しかしどれだけ具体的及び入念な依頼文を記述しても、クリエイターが自分の意志で依頼を承認したにもかかわらず、その依頼文に沿っていない作品を納品する、通称『手抜き納品』が行われる可能性もゼロではなく、そうなってしまっても返金どころかクリエイターやサイトに異議申し立てすら行う事もできない。
- 自分以外のクライアントが送って実現したリクエストに支払われた金額については原則的に確認することはできない。
- ただし、pixivリクエストに限っては『進行中』(クリエイターが依頼を承認して制作している最中)の段階ならば、クリエイターのアカウントページからリクエストの項目から進行中の依頼内容より依頼文と共に確認できる。
関連タグ
コミッション:類義語
クリエイター:依頼を受けて作品を創る側
クライアント:お金を出して作品を頼む側
後出し:前述の通り、クライアント側の違反行為。
解釈違い:具体的かつ念押しな依頼文を記述しなかったせいで、クリエイター側が勘違い(もしくは「依頼文に記述されていないから」ということで忠実な原作再現ではなく巨乳化やロリ化等の要素を加えて自分の好みや特徴を強く反映させる等)して依頼人の要望から外れた作品になってしまうことも珍しくない。
関連サイト・サービス
Skeb:有名かつ多くのクリエイターが有償依頼の受付を行っているが、承認されたからと言って依頼を引き受けたクリエイターが自分の要望通りの作品を納品してくれることは保証していないというとても大きなリスクを伴う点に注意。
Pixivリクエスト:こちらも多くのクリエイターが受付を行っている。納品された非公開設定にしていない(R-18タグの付かない健全な)イラストならば、必ずピクシブに投稿されるため『ピクシブ百科事典にある記事の中に埋め込むイラスト……特にメイン画像として使用する』という目的にも利用できる。