プロフィール
概要
「ペルソナ3」、「ペルソナ3ポータブル」、「ペルソナ3リロード」に登場するキャラクター。
美食家であり、「グルメキング」の名で知られる。自称ではなく他称。 口癖は「エマージェンシー(緊急事態)!」
絡まれた男性を追い払って助けたことをきっかけにグルメキングのSPとして任命される。所々いけ好かない言葉を吐くが食に対しての情熱は本物。教団(宗教)には勧誘員として入信していたが後から騙された事に気づき、大けがを負わされようとなるが主人公が制止したことで教団を抜け出すことに成功した。
死んだ双子の弟がいたそうで容姿も違うらしい…?弟の代わりになろうと努力している。
肉まんが好物と同時にトラウマでもあり、腹を下したり、パニックになったりする。 食べたものを吐いたりなど、過食症と思われる一面もある。
過去
ネタバレ注意
上述の通り、彼は双子の兄弟。しかし双子は双子でも二卵性で生まれてきたため、容姿は全く似ていない。
弟の方がイケメンで頭脳明晰、運動神経抜群と周りの人達から慕われていたが本人はその真逆であり、よく比べられた形跡から「末光のブサイクな方」とまで言われる始末。その劣等感とコンプレックスでの苛立ちに理由も無しで弟を暴行する行為も多々あった。弟は暴行されても「兄ちゃん」と兄をしっかりと慕っていた。
中学2年生の頃に弟と買った肉まんで弟の肉まんの方が豚肉の加熱不足から食中毒に当たり、亡くなった。これが肉まんに対してのトラウマを目覚めさせたきっかけとなった。
いつも弟と比べられる周りの人達の悪い環境で育ったせいか弟の死を悲しめず周りの人からも笑われないで済む感情が勝っていた。弟の死後に代わって英語の通信講座や空手も習ったが才能の無い本人と比べて「弟の劣等感」「周りから笑われて見えるトラウマ」から長続きはしなかった。結局、食べることだけがストレスを発散出来る…弟と比べられる周りの環境やトラウマが原因で例の過食症になった。最終的にはどんなに努力しても弟は弟であり、代わりにはなれない。自分は自分だからと気づかせてくれた主人公に感謝した。グルメキング認定カードを譲渡した後にフードライター、三代目グルメキングになると決意する。そして亡くなったら天国にいる弟に土産話もすると前向きに語った。
もし…生まれた理由や周りの環境が違ったら、彼も弟を失わず真っ当な暮らしが出来たのかもしれない。