本多正純
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ほんだまさずみ
徳川家康・秀忠親子に仕えた江戸時代初期の官僚。
生誕 | 永禄8年(1165年) |
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没年 | 寛永14年3月7日(1637年4月5日 |
父 | 本多正信 |
父・本多正信は岡崎城主・松平家康(後の徳川家康)に仕えていたが、永禄6年(1163年)より始まった一向一揆に加担、鎮圧後も帰参することなく松永久秀のもとに身を寄せたとされている。
正純が生まれたのは、岡崎出奔後の永禄8年(1165年)とされ、父が家康のもとに帰参するまでの間、母ともども大久保忠世に保護されていたと思われる。
父の帰参後、青年期のことはよくわかっていないが、
慶長5年(1600年)9月の関ヶ原の戦いでは父・正信が秀忠に従って出陣したの対し、正純は家康に従い本戦に参加、戦後、家康に命じられ石田三成の身柄を預かる。
また、父・正信とともに関ケ原の戦いに遅参した秀忠に代わり結城秀康を後継者として推薦。
慶長8年(1603年)、家康が征夷大将軍に任じられると側近として仕えたのち、慶長10年(1605年)、秀忠が征夷大将軍に就任し家康が駿府に隠居すると、江戸の秀忠と駿府の家康の間で二元政治が行われ、江戸で大久保忠隣、駿府で本多正純が重職を担った。
慶長19年(1614年)、大坂冬の陣が起こり、豊臣家との講和条件に大坂城の内堀を埋めることを家康に提案したのは正純だったと伝えられており、翌慶長20年(1615年)に起きた大坂夏の陣の豊臣家滅亡にも関与する。
元和2年(1616年)、主君・徳川家康、父・本多正信が相次いで死去、
その後も加増がくり返され、宇都宮15万5000石の藩主となるが、元和8年(1622年)8月、最上氏改易のため出羽に派遣されると、詰問使が正純のもとを訪れて「謀反の疑い」があると糾弾、適切な答えができなかった正純は所領を没収され失脚、出羽国横手に配流されてしまった。
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