概要
弘安8年(1285年)に創建された寺で開基は鎌倉幕府第9代執権北条貞時、開山は貞時の母・覚山尼として伝えられる。
現在は円覚寺派の男僧の寺であるが、明治時代までは本山を持たない尼寺だった。江戸時代には群馬県の満徳寺と共に幕府寺社奉行も承認する縁切寺として知られ、女性の離婚に対する家庭裁判所の役割も果たしていた。
関係者
東慶寺を舞台とした創作物
小説
- 井上ひさし『東慶寺花だより』
映像作品
- 『駆込み女と駆出し男』(2015年・映画)
- 上述の『東慶寺花だより』を原作とした映画。江戸時代の東慶寺が舞台。