概要
東武鉄道野田線では、60000系の新製投入により車両の近代化が図られたものの8000系も一部編成について引き続き継続使用方針を取っていた。
その8000系が車齢50年超に到達、2022年4月に新車への代替予定・計画が東武公式により発表され、2024年4月には新系列「80000系」として新製投入することも公表された。
また、鉄道各社の沿線の人口減少社会が確実視されている中、野田線では本数維持の為に1編成当たりの両数を「6両→5両」に減らす方法で解決。80000系も5両編成で落成し、(8000系・10030系を置き換えて)野田線の通勤形電車は60000系・80000系のみに整理される見通しとなっている。
投入予定編成数は5両編成25本。このうち
- 18本は6両の60000系から外した中間車64600形に車内インテリア改造を行って、新製された4両へ編入
- 7本は5両とも新製
…としている。80000系は近畿車輛が製造を担当、一方で60000系からの改造編入車は日立製作所製。