CV:北川勝博
概要
特撮映画シリーズ『ゴメラ』にてゴメラのスーツアクターを長年務めている男性。
ゴメラシリーズの打ち切りを決定したプロデューサーの亀井修を殺害した。
金食い虫のゴメラシリーズを早く打ち切りたい亀井は「松井がゴメラ役をやめたがっている」という嘘をスタッフに吹聴し、納得させた。
松井自身は事件発生の二週間前にその事実を知るが、打ち切りの撤回を嘆願したもののすでに「最後の決戦」と宣伝してしまっている為に後戻りできない事。そして「一年もたてばあんなゴムでできた化け物の事なんかみんな忘れる」と侮辱されてしまう。
また、他のスタッフに相談しようとも考えたが、他のスタッフは最後の映画と頑張っているために言い出すことができず、更に先の亀井の発言もあり、殺害を決行した。
亀井を殺したことについては「後悔はしていない。これでゴメラは永遠にスクリーンで生きられる」と最後まで反省や後悔の念を述べる事はなかった。
ただ、コナンたち少年探偵団に今回の事件を目撃させてしまったことが心残りだったと言い残し、警察に逮捕された。
その後、ゴメラシリーズは打ち切られることなく続行となったものの、ゴメラファンである遠山和葉は「アクターが変わってからは微妙な作品が続いている」と語っている。
余談
名前の由来は松井秀喜と思われる。
なお、この頃のコナンの犯人には珍しく、一切の言い訳や言い逃れをせず、きちんと犯行を自白した犯人である。