概要
正式タイトルは『絶体絶命でんぢゃらすじーさん3〜果てしなき魔物語〜』。
「3,Three」と銘打たれているが、正式には第4作目である。
今回はキャラクター切り替え制の2Dアクションとなった。
他にも初回特典として、本編をクリアするとサブゲーム・曽山の大冒険がプレイできる。
でんぢゃらすじーさんのゲームと言えば何かとバカゲー要素が多い事で有名だが、本作では何故かバカ要素が殆ど削られており、強いて言えばクリア時のマルチエンディングの中で下手すりゃCEROに引っかかりそうなネタがある事ぐらいしかなく、前3作と比べると評判は芳しくない。
ストーリー
ある日、学校の宿題で読書感想文を書くことになった孫。「桃太郎」について書くものの、なかなか進まず困っていた。すると、「本当の昔話」を教えてやると言うじーさんに物語の世界へ吸い込まれてしまった。果たして彼らは、何故か物語の世界に吸い込まれた校長や、じーさんが呼んだゲベと協力して、元の世界に帰ることができるのか。
登場人物
本編の人物
おなじみ主人公。基本攻撃はパンチ。ソリアクションはソリを振り回した後前方に投げる。固有能力様々な姿に変身する。お助けアクションはドリルブーツを装備して仕掛けを突破する。
おなじみツッコミ役。基本攻撃はツッコミ。ソリアクションはソリを押して相手を攻撃したり仕掛けを突破する。固有能力はおとぎ話のキャラクターを召喚する。お助けアクションは「おせ」と書いてある岩を一緒に押す。
校長
おなじみじーさんのライバル。基本攻撃はヘナチョコパンチ。ソリアクションはソリを投げる。固有能力はバズーカやジャンプシューズなどガラクタを武器とする。お助けアクションはミサイルとなって相手に突進する。
じーさんのペット。基本攻撃は食べる。ソリアクションはソリを飲み込むことで身軽になるほか細い通路を通れるようになる。固有能力はルビーで炎を吐いたり壁に張り付くなどの能力を得る。お助けアクションは自爆スイッチで周囲の敵を一掃する。
ボスキャラ
鬼平本部長
ステージ1のボス。桃太郎の村のはずれに前線基地を設けていた赤鬼。一見強そうに見えるが、実際は校長が「世界で一番偉い男」と聞いて驚愕するほど打たれ弱い上に涙もろい。
イン吉じーさん
ステージ2のボス。インチキな団子屋の老人。口から臭い息を吐く。
ウルフル
ステージ3のボス。スピードが早い狼。村のサル曰く「三匹の子豚と縄張り争いをしている」らしい。
魔女ガリータ
ステージ4のボスの1人目。お菓子の家に住む魔女。ヘンゼルとグレーテルを鍋に入れて食べようとした。瞬間移動したり、魔法を使って攻撃する。
ちび彦
ステージ4のボスの2人目。人間をも食べようとする等非常に頭が悪い大男。後述する兄曰く「空から落ちたショックで頭が悪くなった」らしい。ジャンプの振動で天井からウンコや、岩を落としてくる。じーさん達に負けた後、長靴をはいたネコに城のガードマンとして雇われることになった。
ちび彦(兄)
ステージ5のボス。ちび彦の兄。こちらは頭が良く、英語も話せる。鼻水に見えるものはダイヤモンドと言うが、実際は本物の鼻水。技は弟と同じ。頭が悪くなった弟を軽蔑しているが、魔物語からは「バカ兄弟」と呼ばれた。
ラビ・ナンボヤネン
ステージ6のボス。凶悪なウサギ。ナルシストな性格で結婚をする為にかぐや姫をさらっていった。台詞がカタカナで敬語で話す。
チョメ姫
ステージ7のボス。普段は美人だが、怒ると不細工になる乙姫。かぐや姫をライバル視しているらしい。じーさん達に「バケモノ」と罵倒されたことで襲い掛かった。最終的に倒され、玉手箱を奪われたが、浦島太郎に恩返しのキスをした。
魔物語(まぶつかたる)
このゲームのラスボス。じーさん一行が吸い込まれた物語の世界を創造した張本人。小さいころから物語が大好きで、毎晩母親から自分の大好きな昔話を聞かせてもらっていた。昔話を友達に呼んで聞かせてあげた後、悪口を言われてしまったが、大人になった今でも物語を愛する心を忘れてはいなかった。物語を滅茶苦茶にしたじーさん達に怒り戦いを挑むが、敗北後じーさんに、「物語をしっかり愛していれば誰にも変えられないはず」と一喝され、自分の心が負けていたことを悟り反省する。しかしその直後に悪しきオーラに飲み込まれ、最終形態である怪物の姿へと変貌してしまう。その後、じーさん達の活躍でもとの姿に戻り、「元の世界に帰ったら、今度はもっとみんなが幸せになれるような物語を書く」と決意する。
最強さん
隠しステージのボス。角が生えている。発売された頃、漫画で最強さんが喋らなかった為か、「サイキョウ サイキョウ」としか喋らなかった。ある隠しコマンドをファイルを選ぶ画面で入力すると、校長が現れる。すると、星を集めると入れるステージでボスとして登場する。
関連タグ
怒りのおしおきブルース…前作