概要
五星学園高等部2年A組。
制服はネクタイをきっちり締めている。
美術部所属の人気学生イラストレーターで、ゲーム喫茶ゴンのアルバイトもしている。
メンバー唯一の2年生であり、同級生の森村花とは親友。本来の一人称は「私」(下記の事情が理解されない相手には「僕」も用いる)。
見た目からして弱そうだった為、真中大成は学園防衛部に勧誘する気はなかった(そもそも「モモヒーローは女の子のポジション」と考えていたのもある)。
第2話で黒髪魔人が現れた時、大成は当初花が黒髪魔人と疑うも、そうではなさそうだった為、一嘉が花を孤立させ独占しようとしたと深読みし疑われる羽目に。結果として怒った一嘉は、SNSに大成への恨み節を拡散させた。
第3話で花と2人で居るところを日輪魔人に襲われ、花がモモヒーローに変身しようとヒーローシステムを開くも全く起動せず、失神した際に代わりにヒーローシステムに触れた際にモモヒーローに変身。
しかし全く歯が立たず、彼女を背負って逃げるしかなかった。
実はトランスジェンダー。
小学校進学時のランドセル選びの際、ピンクを希望したものの父親(演:嶋大輔)に「黒の方が男の子らしくてよい」とされてしまったのを切っ掛けに、性自認のズレに気づき(「男の子らしい」「女の子らしい」の考えが当然であった2010年頃の出来事であり、父親にも悪気はなかった事実は追記しておく)、性別の話を打ち明けられた相手は花だけだった。
だが、このままではいけないと勇気を振り絞り、日輪魔人の前に苦戦する大成達に前に現れ「モモヒーローになりたい!」と直訴。
それまで女子に固執していた大成も考えを改め、一嘉本来の素性を含めて受け入れ、ようやく5人のメンバーが揃うのだった。
学園防衛部に加入後、自らがそうであった経緯から、心に凝りを抱えた者と積極的にコンタクトを取る等、説得に力を発揮する縁の下の力持ちとして活躍を見せる。
モモヒーロー
フェイスマスクは一嘉のイニシャルの頭文字Iを表している。
モモレンジャー同様、ハイスクールヒーローハリケーンをサーブする。
他には専用武装として、くない・『モモブレード』も使用。
関連タグ
雉野つよし/キジブラザー…翌年に本家に初めて登場する男性ピンク。トランスジェンダーではなく正真正銘の男性だが、戦闘時は女体化する事もある。
銀河戦隊ギンガマン:悪の戦隊だが、男性ピンクはこちらが初である。