概要
『武ちと』とは、アイドルマスターシンデレラガールズの『武内P』と黒埼ちとせのカップリングである。
アイドルマスターシンデレラガールズはプレイヤーがアイドルのプロデューサーとなってアイドルをプロデュースするゲームであり、2015年に最初のアニメ化(アイドルマスターシンデレラガールズ(アニメ)をされた際、プロデューサーとして設定されたのが『武内P』である。その性質上キャラクター名は終始『プロデューサー』であり固有名はないのだが、他のアイドルマスターのアニメの慣例に倣い演じる声優名+Pと通称されている。
黒埼ちとせは2015年版アニメ(346アニメ))終了後の2018年から追加されはじめた新アイドル7名のうちの1人であり(ちとせの追加は2019年)、追加発表時のセンターである。サービス開始以降次々とアイドルを追加していったシンデレラガールズだったが、2014年9月の桐生つかさ以後は長らく追加が行われておらず、2015年の346アニメ、同年のスターライトステージ開始、2017年からのシンデレラガールズ劇場アニメ化など展開し始めたため、新アイドル追加は終了して既存アイドルを深化させる方向に転換したものと考えられていた。そこに新アイドルが追加されるという発表は大きな驚きをもって受け止められたのである。
武内Pは346アニメ限定の設定であり、他の作品には基本的に登場しない。無論、346アニメ終了後に登場したちとせとは本来関わるはずがない。そのため二次創作で組み合わせようと試みる機運が生じたのだと考えられる。
ちとせはプロデューサーを『魔法使いさん』と呼ぶ。一方で346アニメは普通の女の子に魔法をかけてアイドルにするという構図が強調されており、武内Pも魔法使いとして語られる事が多かった。
武ちとを語る上ではskebの存在も大きく影響しており、ある依頼者Aが絵師Zに武ちとのイラストを依頼し、そのイラストを見た他の依頼者BがZに依頼する、という形で作品が増えていったという経緯がある。
その経緯によるものなのか、アイドルとの性行為シーンが想像しにくいと言われていた武内Pのカップリングにあって成年向けイラストがそれなりに存在する。