概要
武藤カズキの妹。栗色の長い髪(連載初期のみ灰色)が特徴。やや眉毛が太い。
天然ボケであり、人見知りもしない為初対面の人間に対してでもすぐに仲良くなれる。そのおかげで周囲の人間を和ませる。
当初はツッコミ役を兼ねるサブヒロインであり(和月伸宏自身が明言している)、ホムンクルス巳田に丸呑みされて死にかけ兄の活躍で救われるその様は(メインヒロイン斗貴子が当初ヒロイン要素が薄かったこともあって)まさにヒロインという感じだった。
しかし途中からどんどんボケキャラ・ギャグキャラ化が進行、しまいにはカズキ以上にアレな子に落ち着く。斗貴子がメインヒロイン兼ツッコミ役として定着する頃にはもはや一切ツッコまなくなり、最終的には斗貴子に積極的に絡んでいく天真爛漫な妹分の立ち位置で落ち着いた。
脇役だが、人気投票では上位6位にくるなど人気が高い。
そんな彼女も終盤、兄が地球を守るためにヴィクターと共に月に向かってしまい消息を絶った際には悲しみに暮れた日々を過ごしていたらしくアニメ版ではブラボーによって全ての事情を聞かされてショックを受けるシーンが描かれたり大浜から「全然笑わなくなってしまった」と語られていた。
しかし、最後は斗貴子と共に学園に帰還した兄を仲間たちと共に校門前で一番乗りで出迎えた。
アニメ版では第1話時点で青汁を喜んで飲む、その後兄から制服や体操服を貸せと言われてノリノリで貸そうとするなど性格が最初から連載後期のギャグキャラに統一されている。
武装錬金
本来戦うキャラではないが文庫版書き下ろしで遂に登場!
名前は戦杖(バトルロッド)の武装錬金、ウィッチアルケミア。
見た感じ女児向けの玩具にしか見えず、振ることで魔法少女に変身した!! …のだが、武装錬金は使用者の闘争本能が反映された物のため、まひろのような温厚な心では数秒しか持たず即核鉄に戻る。いかなる効果を持っていたのかは謎のままに終わった。
余談
どう見ても兄のカズキより年上にしか見えないが、作者曰く「年上だけど、同じ学年のヒロイン」を考えていたらこういったデザインになり、途中で行き詰ってその設定をヒロインの斗貴子に流用した結果、姉キャラにしようと考えたのだがストーリーの整合性から考えて新入生(妹)にした方がいいと判断され、結局『妹』として落ち着いたかららしい。
ちなみに、この初期案では「まひろ自身が武装錬金である」という重過ぎる設定もあった…らしい。
そういうわけでアニメ版ではやたら巨乳に見えるが気のせいである。
関連タグ
武藤カズキ - 兄。お互いに大事に思っており誰がどう見ても仲良し兄妹。
津村斗貴子 - 肉親ではないがかなり懐いている。何もなければそのうち義姉になる予定。
井上織姫:外見とか性格とか立ち位置が似ているとする(斗貴子とルキアが似ているのもあり)人もいる。ただしこちらは途中からかなり酷い目に遭う。