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概要

初登場作品は『モンスターハンターワールド:アイスボーン』。以下本文では「死纏ハザク」と省略する。

本来ヴァルハザクは瘴気の谷に適応し屍肉を纏う古龍だったのに対し、死纏ハザクは古代樹の森に適応し胞子を纏って共生する古龍となっている。そのためか全体的な色合いは白黒っぽくなっている。(通常のヴァルハザクは赤黒い)

白っぽい身体に黒い胞子を纏ったその姿はさながら死神のような雰囲気を醸し出しており「死を纏う」という異名はここから取られているのではないだろうか。また、生物だったものを分解し大地に還元する役目を果たす菌類と共生し、生きている者すらカビだらけにしてしまう姿は正しく「動く死そのもの」と言えるだろう。

作中での登場タイミングとしては、イヴェルカーナを討ち祓い、各地の地殻変動と『歌』の正体を探るために各地の古龍を調査するところで登場する。つまりラスボス一歩手前で邂逅するモンスターであり、前作の通常種と共通する。

戦闘能力は概ね通常種と同様、鈍重だが身体が大きいために避けにくい物理技のほか、瘴気ブレスのバリエーションが増えている。

また、胴体と尾の付け根に大きな胞子が付着しており、こちらにも瘴気を溜め込んで定期的に吹き付けてくる。なおこの攻撃は死纏ハザクの意思とは関係無く、敵対視していなくても近付いたハンターに対して自動的に吹き付けてくる。瘴気とは勝手の違う微生物と共生したせいで制御し切れてないためか。

そして体内および胞子に溜め込んだ瘴気が極限まで高まると、大技としてエリア広範囲に胞子を撒き散らし、スリップダメージ地帯に変えてくる。ナナ・テスカトリのヘルフレア同様凄まじい勢いで体力を削られるので、予備動作を確認したらエリアから離れ、体勢を整え直した方が良いだろう。

幸い怒り状態であれば逃げたハンターを追いかけてくるので別のエリアで仕切り直しができる。

また些細なことではあるが、死纏ハザクは胞子を頭部にまで覆っているため閃光が効かない(部位破壊すれば効くようになる)。死纏ハザク出現中は森の空気が淀み、翼竜ジャグラスアプトノスが瘴気に侵蝕されて攻撃的になっている。

作成できる防具は「EXヴァルファー」シリーズ。

概ねスキル構成は原種に近く、各属性の耐性もそれに準ずるが、腰装備が早食いになっている。

見た目はαが黒を基調に、βが白を基調にしたものになっている。

余談

MHWorldがバイオハザードRE:2と同社コラボした際、コラボクエストの討伐対象がこの死纏ハザクになったのだが、この時死纏ハザクの攻撃を受けるとなんと「ゾンビ状態」になる。このゾンビ状態になると「回避に関係するステップ系アクションが一切使えなくなる」+「回復アイテムの使用が不可能になる」というデメリットと「不動状態」+「自動回復(瘴気のある地帯だと回復力アップ)」というメリットが得られるようになる。自動回復ができることやクラッチクローによるひっつきの難しい死纏ハザクに対してかなり有利に攻められる反面、カビブレス等は多段ヒットのため、気付いた時には生ける屍が本当に屍と化すリスクがあるという一長一短を使い分ける戦いを求められた。

ちなみにバイオハザードといえば、Tウイルスを巡る陰謀と巻き込まれた人々が必死に生き残るサバイバルホラーであるが、バイオハザード7では遂に真菌(カビ)が主題となった。そして死纏ハザクが共生しているのはカビである。

……これ7とコラボした方が良かったのでは?

実は…

本編では全然触れられなかったのだが、実はこのモンスターが存在するというのは非常に危険な状況であり、最悪調査団含む新大陸全体の破滅に繋がっていたかもしれないという可能性が考察により指摘されている。

ヴァルハザクは本来なら瘴気の谷の底で瘴気の管理、ひいては新大陸の生態系の管理をしていたが、そのヴァルハザクが何故か環境が全く異なる古代樹の森に出てきている。

それはヴァルハザクが何らかの理由で瘴気の谷から逃げ出さざるを得なくなった可能性がある。

当然ヴァルハザクが古代樹の森に出てきている時点でその周辺一帯の生態系が崩壊し、そのすぐそばにあった調査拠点アルテラも滅びていた可能性があるが、それ以上に新大陸の生態系の根幹部分を司る瘴気の谷の瘴気を管理していたヴァルハザクがそれを放棄せざるを得なくなったという事は新大陸の生態系の根幹が壊れる事を意味し、即ち新大陸の生態系全体が完全崩壊していた可能性がある。

関連タグ

モンスターハンターワールド:アイスボーン

古龍種 ヴァルハザク 特殊個体 カビ バイオハザード

凍て刺すレイギエナ紅蓮滾るバゼルギウス悉くを殲ぼすネルギガンテ:アイスボーンで初登場した特殊個体達

猛り爆ぜるブラキディオス:特殊な環境に適応、身体に菌を纏わり付け、菌によるカウンター持ち

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死を纏うヴァルハザク
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