概要
まどいの水源の最奥部で水没している地下洞窟。陸地から離れすぎているため、青ピクミンしか連れていくことができない(裏技やバグを利用して他のピクミンを連れて突入しても、入った時点でオニヨンに戻される)。
全5階。
洞窟内は薄暗く、遠くは見通すことができない。BGMもおどろおどろしい専用BGMであり、恐怖を煽る。
青ピクミンしか入れないのに、炎・電気・毒・爆弾のトラップや原生生物が多数存在し行く手を阻む。
1階から地上へ戻る間欠泉があるという前代未聞の構成から、この洞窟の異様さを感じ取ったプレイヤーも多いだろう。
そして恐ろしいのが、5分経過するとアメボウズが出現することである。
登場時にはムービーが流れ、ドルフィン初号機が恐怖に震えながら「叩いても無駄ですよ!」「逃げるしかありません!キ、キ、キ、危険です!」と警告。BGMはパニックを煽るような緊迫したものに変わり、アメボウズ自身の唸り声も相まって恐怖のどん底に陥れられる。
こうなってしまうと落ち着いて探索や回収などできないため、さっさと次の階層へ逃げよう。
ただし次の階層への穴は1階以外全て岩でふさがっているので、リーダー単騎逃げは通用しない。必ずピクミンを連れて岩を破壊しなければならない。
2階から4階ではハチャッピーが徘徊しており、最大で40匹のコッパチャッピーを仲間にできる。
3階の電極やエレキムシ・キショイグモ、4階の毒ガス噴出管に格段に対処しやすくなるので、是非とも仲間にしよう。ただし、連れているピクミンの合計が100匹に到達しているとそれ以上はコッパチャッピーが出現しなくなる。
そのため、洞窟に入るときの隊列は多くても60匹までにしておくと良い。更に言うと小回りを重視するのであれば20匹程度で入っても充分。
ただしこのハチャッピー自体も青ピクミンで戦う分には非常に危険で強力な原生生物である。ここがハチャッピーとの初遭遇となるプレイヤーも多く、見た目が小さいからといって油断すると多大な犠牲を払うことになる(慣れれば犠牲無しでも十分倒せる)。アメボウズや属性ギミックにばかり気を取られないように。
最下層ではムラサキポンガシグサが二輪咲いており、ようやくアメボウズに対抗できるようになる。投げつけて実体化させ、今までの仕返しをしてやろう。
ちなみに3階にはシロポンガシグサも咲いているが、名前の通り水ギミックが多いこの洞窟で白ピクミンは完全に足手まとい。恐らく4階のガス管破壊のためなのだろうが、コッパチャッピーで対処可能なので基本的には使わなくてよい(青ピクミン100匹で突入するなどしてコッパチャッピーを仲間にできなくなっている場合などの救済措置といえるか)。
こんな高難易度で恐ろしい洞窟なのに、得られる金額は1000にも満たない。終わった後も心を折りに来る洞窟である。(お宝の数自体はそれなりに多いが、ほとんどがお菓子系統の単価が低いものとなっている。)
対策
- 各フロアの探索を5分以内に済ませる
アメボウズがいないうちにお宝の回収を完了してしまえば、あとは次のフロアに逃げるだけでいい。特に2階はマップの構造が固定なので、やることを覚えてしまえば簡単。
ゲキカラ・ゲキニガスプレーを多用して、出会う敵を手当たり次第に撃破していくのも手。ゲキニガで倒せば大地のエキスが出てコッパチャッピーもすぐ花にでき効率が上がる。
タイムアタックをする場合は出現させないのが当たり前。
- 攻略を複数回に分ける
最短日数プレイを目指すなどの事情が無い限りは無理に1度に攻略せず、アメボウズが登場し次第切り上げてしまうのも手。
ただしバグにより4階のお宝を持ったオオガネモチが出現しないことが稀にあるため、必然的に再挑戦、もしくはリセットを強いられる場合もある。元々オオガネモチは姿を隠している上に、アメボウズのおかげで焦らさせるので知っていても忘れがちになる。おたからセンサーもこのバグは考慮していないので、出現しない状態でも他のお宝を全て回収したら反応が消えてしまうのも紛らわしい。
出現しない確率は約2.5%。決して高くはないものの、何ヶ所かで発生するお宝生成失敗バグの中では最も確率が高く、記録狙いで何度もプレイすると遭遇することもあるだろう。
- 探検キットで探索を楽にする
1・3・4階はマップ構造がランダムなので、リーダー単独で偵察することも多いだろう。アンチ・エレキで電気属性を強行突破したり、ダッシュブーツで移動速度を上げたり、ソーラーシステムで遠くまで見通せるようにすれば、無駄なく探索ができる。
- 安全地帯を見つける
実は全てのフロアにアメボウズが侵入できない空間がある。連れているピクミンの数が多いと作業ははかどっても制御が難しくなるので、少数だけ連れて後は安地に待機させておけばかなり安定する。ただしアメボウズには操作中のリーダーをある程度追尾するルーチンがあるので、安地に引きこもっていると出待ちされるので注意。
- リーダーチェンジを活用する
アメボウズの追尾ルーチンを利用し、片割れを単騎で突撃させ囮にすれば遠ざけることが可能。次フロアへの穴の前に片割れを待機させ、全てのお宝を回収したら素早くチェンジして即逃げするのも有効。