当記事にはピクミン4終盤のネタバレを含みます。
概要
スパニエルとモスを救助後、帰還を拒むルーイがでかい犬を懐柔する為にでかい犬の隠れ家『王の穴』に逃亡。
この穴はコリーのレーダーに反応しない特殊な穴となっている。
ピクミン4のラストダンジョンとなっていて全20階に及ぶこれまでの中でぶっちぎりの深さを誇る。これはピクミン2の夢の穴(全14階)よりも長いが、実際は小部屋が連なっているだけで、方向性もどちらかと言うと百戦錬磨の穴に近い。
なお、スパニエル&モス救出前に来たときは大岩で塞がれている。
構造
ほぼ全てのフロアで巨大生物と戦うことになる上、『2』と違いボスを倒さないと先に進めない壁があるので全員撃破必須。公式のおすすめピクミンは青、白、紫だが紫はともかく、全体的に青や白よりも氷、羽の方が役立つ。もちろんヒカリピクミンも有用。
- 地下1階
周りは毒カビキノコで作られたネバリカビゾーンとカビコチャッピー、カビフラシがいる。
この手の取り巻きは先に倒すのが有効だが、コイツは死体を発見するとダッシュで接近して毒の胞子で復活させるという厄介な能力がある。
どちらの取り巻きも捕食スピードが速く、原種よりも硬いのでネバリカビも相まって厄介な強敵。
原生生物は運んでしまえば復活しないかつボケナメコ同様臆病なのでオッチンで遠くに追い払ってその隙に白ピクミンで死骸を回収するのが正攻法、またアイスバクダンや氷ピクミンで凍らせるのも有効。なおオッチンにマルノミ、ポイズンクリーナー、ネバーノロノロが揃っていれば胞子やネバリカビの影響すらものともせず死骸を回収できるため、白ピクミンはそこまで必要なかったりする。
何気に王の穴で初めて戦うボス、ボケナメコの強化版とも取れるから配置されたのだろうか?
- 地下2階
チャッピーとコチャッピー、そしてジャンボチャッピーが登場。ここのチャッピーは深海の城同様眠らずに徘徊しているが、コチャッピーモドキを引き連れておらずコチャッピーもついて行かない分圧倒的に楽。
ジャンボチャッピーは通常のチャッピーのように寝る体勢になっているがなぜか寝ていない。そのため目がギョロっと見開いてる上、茂みに潜んでいるので割とホラー。
ここまで来れば特に怖い相手では無い。
- 地下3階
狭い部屋にヘビガラスが3羽登場。
密集した場所に3羽登場するという1の希望の森を想起させる配置である。
実は3羽とも同じ場所にしか出てこれないのでそれを知っていれば楽勝。オッチンのトッシンでは上手く張り付かないため紫の連投かトツゲキで対処する方がいい。
- 地下4階
オオユキカブトが登場。
ある程度蛇行した坂を登った先にいて、雪玉を吐いてくる。当然食らうと最初からやり直しな上に角度によってはピクミンが吹っ飛ばされて奈落に落ちることもある。
所々に安置があるがテンコチャッピーが数匹配置されている嫌がらせ仕様、手間が掛かるが一度オッチンだけで登って全てのテンコチャッピーを処理してから登った方が楽。
本体は特に変わった点は無いが足元にネバリカビがあるのでネバーノロノロが無いとトッシンが使えず面倒。
- 地下5階
・・・なのだが、起きるや否や咆哮で他2匹を呼び起こすので強制的に3体まとめての相手を強いられる。
背中への攻撃が効かない上3体がかりでスキが無い強敵。タイマンの時と違いバクダン岩を食べさせてダウンさせても他2匹にカバーされるのであまり意味が無い。痺れサンダーで無理矢理隙を作るかピクピクニンジンを大量に用意してばら撒くのが有効。
もしくはゲキカラスプレーを使って、出てきたところを速攻で仕留めるのも手。
- 地下6階
休憩地帯。
氷ピクミンのポンガシグサがある。一度帰還できるのでここまでの戦いで消耗したピクミンを補充して再訪問した方がいい。
なお初訪問だとルーイが「帰れ」と言って奥の階に逃げて行く。
- 地下7階
と言ってもそれぞれ離れた別の広場にいるので、奈落へ落とされないよう注意すればいい。
ちなみにゾウブタドックリは本編だとここでしか会えない。
- 地下8階
シリアゲヨロヒが登場。
特に変わった要素は無いが、ステージ端が底なし沼なので振り払いでピクミンが落ちる事があるので注意。
- 地下9階
ダマグモキャノンが登場。ボスエリアの前には青ポンガシグサがある。
フィールドが水につかっているのでオッチンだと移動速度が遅く被弾しやすい。
着陸地点の端が安全地帯だが狭く、降りて戦うにしても隊列が膨らみ被弾リスクがグンと上がる。周囲には遮蔽物のようにヒビ割れ壺が置かれているが一瞬で壊れるので無意味。
氷ピクミン50匹で水ごと凍らせられるので非常に楽。
- 地下10階
1の隠しキャラ、ドドロが登場。
夜モードではフラッシュバーストを利用した瞬殺が可能だがヒカリピクミンがいないとフラッシュバーストが使えないので地道に攻撃するしか無い。
救済処置に近いがヒカリのタネ、もしくはバクダン系のアイテムを使うのも手。
普通に近付くとタマゴを壊す前に孵化してしまうため正攻法を強いられるが、オッチンに乗った状態ですぐにゲキカラスプレーを使用してオッチンの速度を高め、即座にトッシンでタマゴに突っ込めば孵化させる前に破壊することが可能(初訪問時はムービーが入るため不可能)。
- 地下11階
ハナガサケメクジが3匹登場。お宝を飲み込んだ個体は『2』のケメクジのようにエラが光る。
脅威なのは捕食スピードが速く、ピクミンが口の前にいると一瞬で捕食するため気を付けなければならない。
フィールドの一部が水溜まりになっていて入り口には青のポンガシグサがあるがオッチンに乗れば安全な上浸水していない地面の方が多いので使わないほうがいい。
氷ピクミンがいるなら水溜まりに誘導して凍らせることも出来る。
ここも初訪問だとルーイが居て逃げて行く。
- 地下12階
休憩ゾーン再び。
紫のポンガシグサが確定で二つあるのでここを周回して紫を増やすのも手。
- 地下13階
タカラサンショウが登場。
毒キノコのネバリカビに覆われているのでオッチンや白ピクミンで事前に処理する必要がある。もしくはタカラサンショウ自身を誘導して毒キノコを壊させるのもあり。
- 地下14階
あらかじめフタクチドックリ達を処理しておかないと飛び交う岩を避けながら戦う羽目になるのでフタクチカブトの岩を誘導して先にフタクチドックリから処理しよう。
余談だがフタクチカブトはフタクチドックリの成虫とは別種でフタクチドックリの幼虫を攻撃する性質がある。一体ここのフタクチカブトは何をしていたのだろうか?
- 地下15階
ハゲダマグモが登場。
ステージが入り組んでいて中央は水場と沼になっているが沼の方は浅くピクミンが溺れることはないので安心。巨大積み木の足場があるので青以外でも攻撃できる。
ここも氷ピクミンがいれば、ボスごと凍らせることができる。
- 地下16階
トラウマボスで名高いアメボウズが二体登場。
ボスエリアとなる迷路には袋小路自体は紫ポンガシグサのある一箇所しか無いが挟み撃ちのリスクやどかすのに時間がかかる植木がある。
片方のローラーを破壊しても放置するのは厳禁、深海の城では目立たなかったが逃走モードのアメボウズには触れるとピクミンやリーダーを吹っ飛ばす判定があり、もう片方のアメボウズに轢き潰せるようにアシストしてくる妨害キャラと化す。片方をしっかり倒してからもう片方を始末しよう。
- 地下17階
クイーンチャッピーが登場。
これまでの個体と違いローリングの安置が無い部屋にいる代わりに部屋の反対にジャンプするカンケツセンがある。その為ローリングでこちらに来たらカンケツセンで避けるのが正攻法。
ここの個体はローリングの後に岩やベビーチャッピーを降らしてくる。正攻法の場合当たり判定の小さいオッチンで挑むのが大半だがオッチンに乗った状態で岩に直撃すると振り落とされて行動不能になるのでローリングが避けれずに引き潰されてピクミンが大量死するリスクが常に付きまとう。
黄がいるなら一段下に回り込んで攻撃可能だが、氷を連れてきてゲキカラスプレーで瞬殺するのが一番簡単。
- 地下18階
コウテイデメマダラが登場。
ボスエリアは水に囲まれている上に足場はジャンプ攻撃で水に沈む砂なので短期決戦でないと足場が狭くなり大変な事になる。
外周の水は氷50匹で凍らせられるがそれをする位なら本体足元を凍らせたほうがいい。
ここの個体は蟲だまりの個体と同じくジャンプの後岩が降ってくる。ご丁寧に岩が降った後には水場ができる。フロア内のルリポンガシグサで青ピクミンを増やして青オンリーで挑むのも手。
- 地下19階
休憩ゾーンその3。
ピキマキとお宝のフルーツ、色々な色のポンガシグサがある。ここでも一度帰還できるのでピクミンを100匹に補充して戻ってこよう。ラスボスには青と白は殆ど意味がないので赤や氷など別の色のピクミンを連れてきたほうがいい。
余談だがここの背景は夜の砂場で通常ダンジョンだとここでしか見れない限定仕様。ピクミン4の忙しく恐ろしい夜では珍しくbgmと空に漂うピキマキ達も相まって落ち着いた幻想的な空間になっている。
- 地下20階
ファイナルフロア。謎の巨大犬が待ち構えている。
マップの奥にはクッションなど様々なものが散乱している。
ここの背景は全ダンジョン含めてここでしか見れない限定仕様。某雑誌のバトル漫画のようなクレーターで枯草が少々生えているだけの果ての地のような空間。