分類
通称 | タカラサンショウ |
---|---|
和名 | ニセガネオカアンコウ |
学名 | Salamandra falsaurum |
科目 | オカアンコウ科 |
解説
ピクミン4に登場する、巨大な陸棲のサンショウウオの仲間の原生生物。
頭にはアンコウのような提灯状の器官があり、背中には体液が凝固した生体鉱物を背負っている。
性格は穏やかだが食欲が強く、近づくものを何でも飲み込もうとする。眼はつぶらで視力はよくないが、嗅覚と空気の振動で獲物の位置を把握し、大きな口と舌で獲物をなめとり捕食する。
背中の赤い3つの腺から分泌された体液が凝固して出来た金色の生体鉱物は、硫化鉱物と似た成分を含み金属のような光沢を放っており、獲物をおびき寄せる独特の匂いを出して捕食に利用されている。更にキラキラエネルギーと似た成分を含んでいるらしく、プレイヤーが使うセンサーをも狂わせる。
また、頭部の提灯状の器官からは周辺の生物の感覚を狂わせる電磁波を放出しており、ピクミンやオニヨンもに影響を与える。自身をリーダーと誤認させてピクミンをオニヨンの外に引き出して戻れなくすることができるが、隊列として自在に制御することはできず、ピクミンが物陰に隠れてしまうため、捕食には貢献していない。
ゲーム冒頭でオリマーが一番星の隠れ家を訪れた際にピクミンの様子がおかしかった原因はコイツ。オリマー遭難記では倒すまで他のオタカラやギミックが登場しないため中ボスのような扱いとなっている。
なおチュートリアル同様時間表示はないが、半日進んでいるためあまり時間をかけないように。
背中の鉱物は攻撃すると剥がすことができ、弱点である赤い腺が露わになる。しかし鉱物を放置しておくと、これを舌で器用に絡め取って再び背中に乗せ、弱点を隠してしまう。そのため、剥がした鉱物はすぐに破壊するのがおすすめ。また、弱点を3つ全て破壊しなければ倒すことができない。
逆に言えば鉱物を落としている間はそっちに気を取られるのでその間に弱点を攻撃してもいいし、複数個落とさせたなら他の鉱物を壊して装甲を削っていくのも手。
トッシンやトツゲキで攻撃した場合、ピクミンは鉱物に向かってしまうので注意。
ルーイメモによると、「身からほのかにサンショウの香りがする。クセがなくすっきり上品な味。提灯は黒焼きにすると滋養強壮にいい」とのこと。
ザコサンショウ
通称 | ザコサンショウ |
---|---|
和名 | ニセガネオカアンコウ(幼体) |
学名 | Salamandra falsaurum (juvenile) |
科目 | オカアンコウ科 |
タカラサンショウの幼体。水辺に産みつけられた卵から生まれた直後はエラの生えたオタマジャクシのような姿をしているが、生後一週間ほどで足が生え、一か月ほどで背中に鉱物ができ、陸へと上がる。
小さいながらも、すでに生体鉱物の匂いで獲物をおびき寄せることができる。幼体の時は背中の腺は1つだけで成長するにつれ3つにまで増えるという。
提灯状の器官は未成熟で、ほとんど微弱な電磁波しか放出しないため、ピクミンに襲われないように物陰に隠れていることが多い。
ルーイメモによると、「キラキラは煮詰めるとカラメルになるので背中を下にして丸ごと甘露煮にする」のがいいらしい。