概要
1964年東京生まれの女性作家。父はエッセイストの江國滋。数々の文学賞を受賞し、ドラマ・映画化も果たしている日本を代表するベテラン作家の1人。
1987年、毎日新聞社が創設・主催していた《小さな童話》大賞第4回で「草之丞の話」が大賞を受賞し、作家デビュー。『きらきらひかる』『落下する夕方』『神様のボート』などの小説作品で人気を得る。
2004年には『号泣する準備はできていた』で直木賞を受賞。
児童文学作家・翻訳家・エッセイストなど幅広いジャンルで活躍しているが、中でも恋愛小説は「恋愛小説の女王」称されるほど若い女性を中心に支持されている。女心に刺さるお洒落な雰囲気を児童文学を思わせる柔らかな文体で繊細に描写し、不倫や同性愛など深刻なものを食事シーンなど誰もが共感できるシチュエーションと絡めてストーリーを展開することに長けている。
映像化作品
連続ドラマ
- カレ、夫、男友達
- 神様のボート
映画
- きらきらひかる
- 落下する夕方
- 冷静と情熱のあいだ
- 東京タワー
- 間宮兄弟
- スイートリトルライズ