曖昧さ回避
1.東急電鉄の保有する鉄道路線。本項のタイトルが当路線の正式な名称にあたる。
⇒東急池上線を参照。
2.1976年に発表され、西島三重子が歌った歌謡曲。本項で解説。
2.歌謡曲についての解説
1976年に発表された西島三重子の2枚目のシングル。
池上線の沿線を舞台に別れた男女の思い出を女性の視点から歌っている。
作詞者の佐藤と作曲者の西島はバンド仲間で、作曲を行った西島は「私鉄沿線」で有名な野口五郎が歌うことをイメージして作曲したと語っている。
作詞者の佐藤はこの曲を発表したいがために作詞家になったようなものと語っていた。
佐藤は2008年のインタビューで、2番の舞台を池上駅、そして商店街にあった「角のフルーツショップ」はのちにケンタッキーフライドチキンになっていたと語った。
発表当時は東急から歌詞の内容についてクレームを入れられたこともあったが、時代が経つにつれて評価され東急から直々に「名曲」と称されるに至った。こちらの詳細も東急池上線の項目を参照のこと。
2012年には西島がアンサーソングにあたる「池上線ふたたび」を発表している。
カバー版
以下のアーティストによってカバーされている。
- 狩人:『狩人SECOND メモリアル』(1978年5月25日発売)に収録。
- 高山厳:シングル盤(1984年5月25日発売)。
- 森昌子 - 3枚組カバーアルバム『日本のうた~15周年記念』(1986年1月21日発売)のうち「3.ポップス編」に収録。
- チェウニ:シングル盤(2003年3月26日発売)。本楽曲のリバイバルヒットにつながった。カラオケにも収録されている(後述)。
- 山本あき:『あきがたりII』(2012年1月25日発売)に収録。
- 大江恵:『GIFT OF LOVE』(2014年1月17日発売)にボサノバアレンジ版を収録。好評につき2016年11月17日にシングルカットされた。
- こちらのMVもシングル発売当時の池上線沿線で撮影され、「撮影協力:東京急行電鉄株式会社」とクレジットされている。
- 錦織一清:『歌謡Style Collection』(2023年4月26日発売)に収録。
カラオケ/MV
本楽曲も当然カラオケに収録されており、DAMでリクエストすると西島三重子本人と引退間際でリバイバルカラーに塗装された東急旧3000系が登場する映像が流れる場合がある。
JOYSOUNDでは池上線を走る7700系が登場する映像が流れる。
また韓国出身の歌手・チェウニがカバーしたバージョンのMVには、2000年代前半の池上線で活躍した7600系、7700系、1000N´系の各形式が映り込んでおり、これもDAMなどでリクエストすると見ることができる。
そのカラオケ映像(DAM版)はこちら。
チェウニ版MV