概要
頭に沓(くつ)をのせた人間と動物の姿をした2体で1つの妖怪(一説によれば浅沓の付喪神)で、解説文によれば中国の伝承に登場するという霊隠寺(雲林禅寺)の護符(“李下に冠を正さず”と書かれていたらしい)で撃退されたとされる瓜畑で瓜を盗み食いしていた妖怪だとされている。
余談
中国の諺「瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず」(瓜田で靴紐を結び直そうとすると瓜を盗みに来たと勘違いされ、李の木の下で冠の位置を調整しようとすると李を盗む人と勘違いされる=人に疑われるような行為をするなという意味)から石燕が着想した妖怪らしい。