概要
1898年に山口高等学校法科を卒業し、東京帝国大学法科大学政治科に入学。
1903年に東京帝国大学農科大学実科講師に就任し、読売新聞に経済記事を執筆。
1905年12月5日に教職を辞して1906年に読売新聞社に入る。
1908年から京都帝国大学の講師に就任し、1913-15年までのヨーロッパ留学の帰国後に教授となる。ここでは経済学を教えていた。
1916年9月11日から12月26日まで東京朝日新聞に後にベストセラーとなる『貧乏物語』を連載し、1917年3月に出版。
執筆当時は自由主義経済学者だったが、1920年以後はマルクス主義経済学者になった。