概要
小説『暁秘伝』の飴雪が使う術。
水と土で出来る血継限界。
本来はこの組み合わせでできる術であるが、これに陽遁の力を加えた木遁のほうが有名であったばかりに理不尽な迫害を受けてしまう。
飴雪自身もかつて村を守った際に、その地形を変化させすべてを無に帰す泥の強大な力を恐れた村人に恩をあだで返される形で暗殺されかけている。
逆に今度は村自体を泥遁で沈め、飴雪自身も殉教。一族は滅びたため泥遁も消えたと思われる。
ただ、この土は熱に強いという性質があったため、のちに陶芸師がここを新たな地として今日も陶芸をしている。
主な術
- 泥遁・地盤泥化(じばんでいか)
周辺の地形そのものを泥に変換し、一気に崩壊させる。
飴雪は飛段との戦闘中に、「ジャシン様」への生贄として村を崩壊させるのに使用した。
- 泥遁・泥水壁(でいすいへき)
泥水を壁のように吹き上げ相手に叩きつける。
- 泥遁・泥底無(でいていむ)
敵の足元を泥沼と化し、泥で形成した腕で捕縛して引きずり込む。
飴雪はこの術で飛段の死司憑血の陣をかき消し「儀式」を無効にした。
- 泥遁・泥人形(どろにんぎょう)
泥で出来た人形を生み出し使役する。